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夫婦の生活費、老後の蓄えはいくら必要か?色々調べてみました!

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前回一人暮らしの老後に必要な生活費をシュミレーションしてみた記事を書いたのですが、夫婦の場合はどうなるのかな?と思い、またまた色々リサーチしてまとめてみることにしました。

今後もらえる年金は減るだろうし、これら増税も色々増えてくるだろうし老後の心配はつきません。なので早め早めの対処が大切になってくるのかな?と思います。

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もらえる年金は?

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さて気になる夫婦の老後の年金ですが、これは働いていた人の収入や厚生年金保険に加入していた期間にもよるので人によりバラツキはでてくるのですが、厚生労働省の白書、年次報告書によると平成27年(2015年)の厚生年金受給額の平均的な収入の夫婦の年金は221507円。

この数字は旦那さんは40年企業に勤め厚生年金を払い、奥さんは専業主婦の場合のモデルパターンですね。

厚生年金受給額:平成27年:221,507円

厚生年金のだいたいの計算は
厚生年金の計算式:年収÷12×5.769/1000×加入期間 (平成15年4月以降)
なので大体生涯平均年収を450万として40年間企業に勤めた場合

450万÷12×5.769/1000×480ヶ月=1038420円(年間)

平成28年4月からの国民年金の満額は年780,100円なので、さきほどの厚生年金に国民年金2人分を足したら

1038420円+780,100円×2人=2598620円(年間)÷12ヶ月=216551円(1ヶ月)
となるので大体平均年収が450万~460万辺りなら月に22万ほどの年金が出る計算になります。

老後の夫婦の生活費平均金額

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そして次に見たいのが老後の夫婦に必要な生活費。これも総務省統計局のサイトに2人以上の世帯の家計収支があったのでそれを参考にしたいと思います。

家計調査報告(家計収支編)―平成27年(2015年)平均速報結果の概況―

世帯属性別の家計収支(二人以上の世帯)

60~69歳の世帯は289,289円,
70歳以上の世帯は239,454円

PDFの表の中に65歳以上の平均があったのでそれを参考にしたいと思います。

65歳以上の世帯253,786円。

65歳以上の生活費の内訳

食料68,405
住居16,613
光熱・水道22,957
家具・家事用品9,953
被服及び履物8,058
保険医療15,057
交通・通信28,838
教育625
教養娯楽25,527
その他消費支出57,752
消費支出 (合計)253,786

老後の蓄えはいくら必要か?

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厚生年金受給額:平成27年:221,507円
65歳以上の世帯消費支出 :253,786円

上記の結果を見てみると年金が約22万で支出が約25万なので月々約3万円ほど足りない感じですね。でもこの総務省統計局のサイト見てみて前も腑に落ちなかったのが住居費。持ち家の人の方が多いのかな?

仮に持ち家があったとして、平均年収で40年働いた場合月々3万円足りないので65歳から90歳まで生きたとして25年。

3万×12ヶ月×25年=900万円

でもこれは65歳からの生活費への蓄えなので、仮に60歳で定年で仕事を辞めたとしたら65歳まで

25万×12ヶ月×5年=1500万円

必要になってくるので最低でも2400万円の生活費が必要になりそうですね。でも今後厚生年金も減るだろうし、増税も増えてくるだろうし、病院代も増えるだろうしと色々出費も増えると思うのでこれ以上の蓄えは必要ですね。

これがもし夫婦とも自営業で国民年金しか払ってなかったら満額で約78万の年金しかでないので夫婦でも156万円。月にすると13万円。

平均生活費25万-年金13万=12万円の赤字。

12万×12ヶ月×25年=3600万+1500万(60歳~65歳までの生活費)=5100万円

だいたい5000万円の蓄えが必要になってくる計算になります。でもこれはインフレが起こらない、年金減額ではないといった現在の状況での金額なのでこれ以上蓄えておいたほうが無難ですね。

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