投資をしてるといつか出てくる「EFTと投資信託の違い」。
最初は株式投資と投資信託から始めた投資だったのですが、色んな本を読んでると出てくるETFの文字。
そして色々調べてるともしかしてETFの方が良いんじゃないかな・・?と思うことが増えてきました。
EFTを初めて買ったのが2017年の9月。初めての分配金(配当金)もその3ヶ月後にはいりました。
関連:VOOバンガードS&P500ETFの配当金が入りました!【2017年12月分】
インデックス投資信託は2014年の12月から始めてたのですが、最近もしかしてETFの方がいいんじゃないのかな?との思いが強くなってきたのでETFとインデックス投資信託の違いを比較してみました。
今後EFTを買うか、投資信託を買うか。どっちか迷う場合は参考にしてみて下さいね。
目次
ETFと投資信託違いその①買う時間
EFTと投資信託の違いの一つ、買う時間ですね。
ETFは上場しているから株の取引と同じように取引が行われている時間帯にリアルタイムで買うことができます。日本のETFだと9時~15時の間に買えます。
逆に取引時間以外は買えません。
一方投資信託は非上場なのでリアルタイムでの取引は出来ません。
でも基本いつでも買えます。??どういうこと?
例えば私が持ってるひふみ投信は振込が15時までに完了出来たらその日を申し込み日として買い付け発注され、翌日の基準価格で買うことになります。
そして管理画面に反映されるのはその2日3日後。
EFTに比べると投資信託を買う時間はいつでも買えるんだけどある意味価格の面で自由度が下がります。
EFTはトレード時間(9:00~15:00)に買えて、投資信託はいつでも買えるけど15時を過ぎると翌々日営業日の基準価格での買いつけになります。
ETFと投資信託違いその②買う場所
買う場所もEFTと投資信託とでは違ってきます。
ETFは証券会社でしか買えません。
でも投資信託は証券会社、その投資信託を売ってる直販(ひふみ投信とかセゾン投信とか)、銀行や郵便局まで幅広い金融機関で買うことができます。
こちらはETFの方が制限があって投資信託の方が幅広いですね。
EFTは証券会社で買えて、投資信託は証券会社、直販、銀行、郵便局(ゆうちょ)で買えます。
ETFと投資信託違いその③基準価額
買う時間の項目と少し被ってくるんですけど、基準価額が違ってきます。
違ってくるというか大雑把にいうと指値価格で買えるか、買えないかの違いです。
EFTはリアルタイムで随時価格が動いているのに対して、投資信託は買い付け注文がされた翌日の基準価格で買うことになります。
基準価額は一日に一回。だから価格がものすごく下がったその日の基準価額で買えないからはがゆい思いもします。
EFTは指値とかも出来るから本当に株を買うのと同じ感覚ですね。
投資信託は株で例えるとミニ株の買い方みたいな感じです。まったく同じということではないけど分かりやすい例で例えるとそんな感じです。
EFTはリアルタイムで変動し、指値で価格を決めれる。投資信託は買い付け注文日の翌日(または翌々日)の基準価額。
ETFと投資信託違いその④手数料
買う時の手数料
EFTと投資信託はそれぞれ買い付け手数料がかかってきます。でもインデックス投資信託だと買い付け手数料無料ですね。
EFTは株と同じなので各証券会社が決める売買金額による手数料が買う時にかかってきます。
投資信託もインデックス以外だと購入時手数料が3%とか高い商品もあるから気をつける必要がありますね。
信託報酬(コスト)
投資信託をする上で一番重要なのがコスト(信託報酬)ですよね。それはEFTも同じ。
でもEFTは投資信託よりも手数料がものすごく安い!!
例えば今人気のアメリカのEFTのVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)はコストが0.11%。
運用商品の中身が同じでも投資信託の場合、こちらも今人気の楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)(上記のVTを買う投資信託)はコストが0.2396%と倍します。
中身が同じ場合でもEFTと投資信託とではコストがかなり違いますね。
売却時の手数料
投資信託は会社によって解約手数料がかかるのとかからないのがあります。
EFTは株と同じなので証券会社が決める売買時の手数料がかかってきます。
この買い付け時の手数料と売却時の手数料がEFTの最大のデメリットですよね。
大金で買うなら手数料の割合いも下がるからいいんですけど、小額での売買にかかる手数料も何回も取引をおこなうとなるとバカになりません。
ETFと投資信託違いその⑤買い方
ETFは単位で買います。例えば基準価額が1単位10万円だったら1単位を買うのに10万円必要です。
でも投資信託だと金額での買い付けや口数、積立と買い方も色々。投資信託は1口10万円でも5000円とか1000円とかの小額から買えるから気軽に始めやすいですね。
ETFと投資信託違いその⑥分配金
EFTの分配金は株の配当金と同じように20%の税金が源泉徴収され口座に入ってきます。
投資信託のように分配金をどうするかって選ぶ選択オプションはなく配当金と同じように支払われます。
分配金(配当金)はそのまま再投資するのがいいですね!
投資信託の分配金は基本税金がかかります。元本払戻金(特別分配金)の場合だと税金がかからないけど私が保有している投資信託の中にはこれはないですね。
受け取り方は毎月分配型と再投資型とあり、基本長期で運用するなら再投資型の方が断然おすすめ。
毎月分配金が入るのはうれしいけど基準価額が下がるので長期投資の場合は再投資型の方がいいですね。
ETFと投資信託違いのまとめ
EFT | 投資信託 | |
買う時間 | 取引が行われている時間帯 (日本の場合だと9:00~15:00) | 15時までの注文で翌日営業日の価格 |
買う場所 | 証券会社 | 証券会社、直販、銀行、郵便局(ゆうちょ) |
価格 | リアルタイムで変動 指値注文が出来る | 1日1回の基準価額 |
手数料 | 買う時:証券会社の手数料 コスト:EFTによる 売却時:証券会社の手数料 | 買う時:インデックス投信なら無料 コスト:投信による。EFTよりは高い 売却時:投信による。 手数料がかかる所と無料のがある。 |
買い方 | 単位 | 口数、金額、積立 |
分配金 | 株の配当と同じで 税金がかかる | 基本税金はかかります。 でも元本払戻金(特別分配金)だと 税金がかからない |
EFTはある程度まとまったお金が出来た時に買うのが手数料が安くなるからいいですね。でもコストが安いのが魅力的。
投資信託はインデックスなら買う時の手数料が無料だけどETFに比べるとコストが高いのがネック。
それぞれメリット・デメリットがあるので自分に合った投資スタイルの方を買うのがおすすめです!
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