自分で自分の年金を作ることができるiDeCo。
iDeCoを運用していると時々成績が悪い商品を売って新しい商品にスイッチングしたいなぁと思ったり、自分でポートフォリオを組んでる場合に目標利率を達成させる為にリバランスをする時が来ます。
そんな時にふとリバランスやスイッチングに手数料はかかってくるのかな?と気になりますよね。
今回はiDeCoのリバランスやスイッチングに必要な手数料についてご紹介したいと思います。
iDeCoのリバランス時の手数料は?
iDeCoで自分好みに国内株式投信、先進国株式投信、国債などでポートフォリオを組んでて目標の利回りがある場合、1年に1回ほどリバランスをする必要があります。
バランス投信を保有している場合やひふみ投信1本にする!といった自分の投資スタイルがある場合はリバランスをしなくても大丈夫なのですが、自分でポートフォリオを組んだ場合は出来るだけ年に1回はリバランスをされることをおすすめします。
リバランスは目標利回りに達成していない投信や目標よりも高い利回りが出ている投信を買い増ししたり、売ったりすることです。
リバランスの手数料は自分が買いたい投資信託の買い付け手数料がある場合は購入時に手数料がかかってくるし、売る時に信託財産留保額がある場合は売る時にも手数料がかかってきます。
でもiDeCoの商品には買う時や売る時に手数料がかからない商品が多いけどたまに手数料がかかる商品があるから気をつけてくださいね。
iDeCoのスイッチングの手数料は?
スイッチングは今持ってる運用商品を売って、そのお金で別の運用商品を購入することです。
スイッチング自体には手数料はかかってきません。
でもスイッチングもリバランスと同じで商品を売る時に信託財産留保額がかかる商品だと手数料がかかって、新しい商品を買う時に購入時手数料が必要な商品には買う時にも手数料がかかってきます。
iDeCoの商品の場合はほとんどの商品に購入時に手数料はかかってこないので、売る時の信託財産留保額に気をつける必要がありますね。といってもほとんどの商品に信託財産留保額はかかってきません。
でも私が保有している6つの商品の中で1つだけ信託財産留保額がある商品があります。それは「SBI資産設計オープン資産成長型」。
例えば私が保有している商品の中ではこのSBI資産設計オープン資産成長型を売る時に、売った時の基準価額に0.15%の手数料を払う必要があります。
もう少し詳しく書くと、SBI資産設計オープン資産成長型は信託報酬が高いから売却して人気ベスト3に入ってるiFree8資産バランスにスイッチングしようかなぁと思ったら、資産設計オープン資産成長型には信託財産留保額がかかってくるので売る時に手数料が発生します。
私が保有しているiDeCo商品 | 信託財産留保額 | 信託報酬 |
ひふみ年金 | なし | 年率0.82080% (税抜 年0.76%) |
EXE-i 先進国株式ファンド | なし | 年率 0.2484% (税抜:0.23%) |
EXE-i 新興国株式ファンド | なし | 年率 0.2484% (税抜:0.23%) |
EXE-i グローバル中小型株式ファンド | なし | 年率 0.2484% (税抜:0.23%) |
EXE-i 先進国債券ファンド | なし | 年率 0.2484% (税抜:0.23%) |
SBI資産設計オープン資産成長型 | 0.15% | 年率0.7344% (税抜0.68%) |
SBI証券の確定拠出年金iDeCoの人気ランキングベスト3の商品には売る時には手数料がかからない商品ばかりなので、リバランスもスイッチングにも両方手数料はかかりませんね。
SBI証券iDeCoの人気ベスト3 | 信託財産留保額 | 信託報酬 |
DCニッセイ外国株式インデックス | なし | 年率0.20412% (税抜0.189%) |
iFree 8資産バランス | なし | 年率0.2376% (税抜0.22%) |
iFree NYダウ・インデックス | なし | 年率0.243% (税抜0.225%) |
iDeCoのリバランスやスイッチングの手数料はどこで見る?
今回はSBI証券のiDeCoで人気の商品「DCニッセイ外国株式インデックス」で見てみたいと思います。
DCニッセイ外国株式インデックスをクリックすると運用商品詳細が出てくるので「商品概要」をクリックします。
すると商品の詳細ページが開くのでここでお申込手数料(買う時の手数料)と信託財産留保額(売る時の手数料)を調べることができます。
まとめ
リバランスやスイッチング自体には手数料はかかりません。
ですが保有している商品が投資信託の場合、またスイッチングする予定の商品が投資信託の場合、買い付け手数料や信託財産留保額がかかる商品もあります。その場合はその商品を買う時と売る時に手数料がかかってきます。
インデックス投信の場合買う時や売る時に手数料がかからない投資信託が多いのでそれほど心配する必要はないんですけど、たまーに手数料がかかる商品がある時があるので商品概要で確かめるようにしましょう。
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