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地道にお金を増やす方法とは?知らないと損する日本の節税制度【投資編】

最近積み立てNISAや確定拠出年金のiDeCoなど、地道にお金を増やす為の投資に対する優遇制度が増えてきましたよね。

なぜここ数年で急に増えてきたのか気になりませんか?

それは日本の金融資産が、現金や預貯金に偏っているからです。

政府はそのお金を投資に動かしてもらおうと、節税効果の高いつみたてNISAやiDeCoを使うように進めています。

でもなぜ最近になって?って思いませんか?

それは最近金融庁が発表した「高齢社会における資産形成・管理」にも書かれているんですけど、老後の生活には年金だけじゃ厳しいってこと(前々から分ってたけど)。この金融庁の資料は本当に為になるから一度は読んでみてくださいね!

今回は知らないと損する、日本の投資に関する優遇制度を上手に使って地道にお金を増やす方法をご紹介したいと思います。

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地道にお金を増やす方法は?

地道にお金を増やす方法は、コツコツ貯金をすることも大切なんですけど、「つみたてNISA」や「iDeCo」の節税制度を上手に使いながら資産を運用することです。

積み立てNISAとiDeCoはどちらを先に始めたらいいの?って思った場合、所得税や住民税を払ってる方はiDeCoを一番最初にするのがおすすめです。

イデコは掛金全額が所得控除の対象になるから、例えば年収500万円のサラリーマンの場合で毎月23000円を掛けると、毎年55,200円のお金が節税できます。この約5万円は年末調整や確定申告をするとそのまま自分に戻ってきます。

だからiDeCoは老後の資産を作りながら、節税した分も貯金できるってことです。

1年で55,200円だから、今あながた30歳だとしたら60歳までの30年間で1,656,000円のお金をiDeCoの掛金とは別に貯めることができます。

毎月2万3千円を30年間、貯金、iDeCoの元本保証で運用した場合、iDeCoの投資信託2%で運用した場合のシミレーションを作ってみました。

金利の低い今だと、銀行に毎月23000円を30年間貯金しても、利子だけでiDeCoの節税で得られる約160万円も増えませんよね。

でもiDeCoだと元本保証の商品で運用しても節税分がプラスになるし、もし2%のリターンが見込める投資信託で運用した場合は運用利益分も増えます。

グラフはあくまでシミュレーションですけど、iDeCoの場合は銀行に貯金するより節税分は確実に増えます。

なので所得税と住民税を払ってる方には、iDeCoが一番のおすすめの地道にお金を貯める方法になります。

日本と欧米の資産比較を見ると投資するメリットがわかる!

そもそもなぜ政府が必死につみたてNISAやiDeCoを押しているのかというと、少子高齢化と今後急速に減速する人口問題をかかえる日本の将来は、年金だけでの生活は厳しいという現実があります。

それとこれだけつみたてNISAやiDeCoが進められている理由は、日本人の現金・預貯金率の高さがあります。

どれだけ日本人がアメリカ人やヨーロッパ人と比べて資産を現金・預貯金に頼ってるのか、という比較データを見るとビックリしますよ!

データは日本銀行の資金循環の日米欧比較を元に、日本とアメリカ、ユーロ圏の総資産に対する現金・預貯金保有率と株式・投資信託の保有率をグラフにしてみました。

出典:資金循環の日米欧比較【日本銀行】

グラフを見ると日本の総資産に対する現金保有率は52.5%と、アメリカの13.1%と比べてみると4倍も現金や預貯金の保有率が高いです。

そしてこの日本の現金保有率の高さが1995年から2016年までの20年間の間で、日本とアメリカ、ユーロ圏だとイギリスとの資産の差を生むことになりました。

出典:平成28事務年度 金融レポート【金融庁】p7

日本は過去20年間で資産が1.54倍になったのに比べ、アメリカはなんと3.32倍と日本の2倍もの差で資産が増えています。

日本の資産の増え方って少ない!て思いませんか?

これはアメリカが保有する資産のうち、株式と投資信託の保有率が高いからなんですね。日本は株式と投資信託をあわせても14.9%しかないのに対し、アメリカは48%も保有しています。

1995年からの20年間って日本はちょうど失われた20年って言われてますよね。でももしこの間にアメリカ人がしていたように、世界の成長株や投資信託に投資していたら?アメリカ人と同じように日本人も資産を増やすことができたんじゃないのかな?って思います。

日本ってお金や金融の勉強って学校でしないから、お金は現金で銀行に預けておくのが一番安全!株式投資はギャンブル、またはお金持ちがするものって思っている方も多いかもしれませんが、アメリカでは学生の頃から金融教育もしているので投資に対する考え方が日本と違います。

でも投資だと株価が落ちたら資産が減るんじゃないの?資産が現金だと何か問題があるの?って思いますよね。私も実際に投資を始める前まではそう思ってました。

日本の金融資産は現金に偏りすぎ?

実は現金や預貯金の比率が高いと、お金が増えないことが、先ほどの金融庁から出ている「平成28事務年度金融レポート」でも分りました。

さらにアメリカと比較したグラフをみると、資産の増え方の差が顕著にわかります。

出典:平成28事務年度 金融レポート【金融庁】 

現金保有率が低く株式・投資信託の保有が高いほど金融資産が増えています。アメリカの資産増加率すごいですよね・・・。

なぜ日本だけお金があんまり増えない?

日本はアメリカやイギリスと比べて、金融資産に対する現金保有比率が高く資産運用の効率が悪いのでお金が増えません。

昔は銀行の金利はよかったかもしれないけど、今の銀行の金利って0.001%ですよね。100万円預けても1年で増えるお金は80円。これじゃコツコツ銀行にお金を預けたとしてもお金はぜんぜん増えません。

銀行に貯金しててもお金増えないよ~(T_T)

そして今、日銀はインフレ2%を目指しています。

インフレ2%ってことは今は100円で買えているものが2%を達成したら102円を出さないと買えません。

ここで言ってるインフレ2%目標は年間です。なのでもし10年間毎年インフレ率が2%ずつ上がると、複利計算で約32%になります。今は100円で買えたものが10年後には132円ださないと買えなくなります。

物の値上げって少しずつ上がるから、分りにくい時がありますよね。

最近見た値上げ商品だと、いつも買ってる洗濯洗剤が同じ値段だったんですけど1箱1kgだったのが900gに減ってました。これも実質の値上げですよね。今まで同じ値段で1kg買えてたものが900gしか買えないんだから。

これは確実に「現金の価値が下がる⇒預貯金だけでは資産が減る」ということになります。

だから銀行にお金を預けておくだけでは、今後インフレが起こると現金の価値が下がります。例えば今、老後用に1000万の貯金があったとしても、20%も物価が上がると、今1000万円で買えたものが1200円必要になるので200万円足りなくなります。

税金も色々上がって手取りも減ってる・・・

毎月の給与明細を見るとわかるんですけど、厚生年金の保険料率は平成16年から少しずつ上がり、平成29年の9月で上限の18.3%になったので引き上げが終わりました。

ここ10年で特に、社会保険料が上がる&物価が上がる&消費税が上がる>給料が上がった=手取りが減った。って思いませんか?

そして今後は保険料を納める人の数が減り、年金を受け取る老人の人数が増えることから受け取れる老齢年金の減少もありえますよね。年金は破綻することはないけど(破綻させない為に)、受け取れる年齢が今の65歳から68歳、70歳になる可能性もあるし、受け取れる年金の金額が減る可能性もあります。

なので老後の為のお金の準備を今から始める必要があります。

その為に一番簡単なのは、手取りを少しでも増やせる所得控除の枠を出来るだけ使って、節税しながら地道にお金を増やせるiDeCoを利用することですね。

まとめ

少子高齢化を迎える今後の老後の生活費に年金だけでは不安!だから地道にお金を貯めるにはiDeCoや積み立てNISAも上手に使う必要があります。

所得税や住民税を払ってる方に一番のおすすめはなんといってもiDeCoです。

投資はまだ怖い・・・という方でも、iDeCoだと元本保証で運用しながらでも、掛金全額が所得控除になるので節税分が銀行に貯金するよりもプラスになります。だから地道にお金を貯める方法としておすすめなんです。

でもずーっと100%元本保証で運用するんじゃなくて、出来れば50%は元本保証、残りの50%は投資信託とかの割合で運用しながら、徐々に投資信託の割合を増やしていくってやり方も試してみましょう。

iDeCoを始めるにはネットの証券会社が手数料が安くてお得なので、比較記事も参考にしてみてくださいね。