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アラフォー40代前後の独身女性が老後に必要なお金はいくら必要?

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私も四捨五入するとアラフォーに入る世代になってきました。独身で生きていてこのくらいの年齢からどんどん心配になってくるのが老後の蓄え。

まだ20年30年先の話ですが、最近のGPIF(年金)の損失や今後の日本の人口減少、厚生労働省の「今後の高齢者人口の見通しについて」を見てみると2055年の人口に対する65歳以上の高齢者の割合いは39.4%!約4割の人間が高齢者。

どう見ても国から出る年金だけじゃ暮らして行けないのはもう目に見えてき始めています。

国民年金だけじゃなく会社員が入ってる厚生年金もそんなに出ないだろうし。と考え始めて一体どのくらい年金が出てどのくらい生活するのにお金が必要なのか自分なりにまとめてみました。

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老後の年金はいくらもらえる?

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老後のお金として大切な公的年金。支給される金額は年金の種類や年数によって異なるけどだいたい平均的な金額は確認することができます。

先ず、国民年金の平均月受給額は今のところ大体約55000円。

国民年金の平均月受給額の詳細はこちら

次に自分の年収でみる厚生年金。厚生年金の計算方法は

年収÷12×5.769/1000×加入期間

年収が300万だとして10年勤務、20年勤務、30年勤務、40年勤務した場合。
10年 173070円
20年 346140円
30年 519210円
40年 692280円

年間でもらえる厚生年金の予定金額です。40年勤務したとしても月々57690円。

国民年金と足しても約11万円ほどしかいきません。収入の差ですね・・・。

ですが、今後人口が減り子供の人数も減っていくのは確実なので年金受給額は減る可能性もあります。今回計算した満額はでないと予想するとこの数字より低く見ておく必要があるかもしれません。

老後に必要な生活費は?

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次に老後に必要な生活費。

厚生労働省の平成26年簡易生命表の概況の主な年齢の平均余命を見てみると女性の平均寿命は86.83歳。

四捨五入すると87歳。ここまで生きたとして1ヶ月にかかる生活費を少し多めに見積もって20万として(今後インフレが起こる可能性も高いのでもう少し高めに見積もってもいいかも)、定年の60歳から生活に必要なお金を計算してみると。

20万 × 12ヶ月 × 27年 = 6480万

ちょっと予算を17万と少なめに見積もってみると

17万 × 12ヶ月 × 27年 = 5508万円

最低でも5000万はいることになりそうです。

年金受給年齢が65歳のままと考えると87歳までなら先ほどの厚生年金では約2900万円。

少なめの予算だと5500万 - 2900万 = 2600万円必要
少し余裕がある予算だと 6480万 - 2900万 = 3580万円必要

この差額を貯金や資産運用などで用意する必要があります。もっと余裕がある老後を送る場合はもっとお金が必要になってきそうですね。

これが国民年金のみの場合だと

少なめの予算だと5500万 - 1450万 = 4050万円必要
少し余裕がある予算だと 6480万 - 1450万 = 5030万円必要

これだけの差額を準備する必要がありそうです。

ただこの計算も年金が満額でて65歳から年金が支給される今の条件でみた数字なので20年~30年後には改悪された場合、もう少し必要になりそうです。

自分で作る年金「確定拠出年金」に加入しよう!

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そんな大金どうやって準備するの??

最初におすすめなのが節税率が高い自分で作る確定拠出年金。個人年金や終身保険をする前に入っておきたいのがこの確定拠出年金です。

なんで確定拠出年金iDeCoがいいのかというと、掛金の全額が所得控除なので所得税、住民税が軽減されるのが最大のメリット。

仮にサラリーマンの満額の月々23000円を40歳から60歳まで20年間拠出したとすると

23000円 × 12ヶ月 × 20%(所得税+住民税)=55200円(年)
55200円 × 20年 =1104000円

*所得税を10%で計算しています。

これが個人事業主の場合だと
68000円 × 12ヶ月 × 20%(所得税+住民税)=163200円
163200円 × 20年 =326400円

確定拠出年金は元本保証の商品もあるので23000円を20年間拠出すると5520000円。約550万円用意することができます。

確定拠出年金を始めるなら手数料が安いSBI証券がおすすめ!資料請求だけなら無料なので色々な所の資料を請求してじっくり考えてみてくださいね!

個人年金に加入する

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そして次に生命保険控除がある個人年金に加入。

スミセイの個人年金保険「たのしみワンダフル」で以下の内容でシミュレーションしてみると

月々1万円
保険料払込 60歳
年金受給開始年齢 65歳
受取期間 15年確定年金
払込保険料総額 252万円
年金受取総額 305.70万円

なので約300万円用意することができます。でもマイナス金利なのでインフレに動いた時、円ベースの資産は弱い気もします。

個人年金保険料税制適格特約が付いている個人年金保険に加入すると所得税4万円、住民税2.8万円が控除され

40000 × 10%(所得税) = 4000円
28000 × 10%(住民税) = 2800円
合計6800円

節税することができます。これを20年続けると136000円。

先ほどの確定拠出年金とあわせると約120万円の節税ができ貯蓄に回すことができます。

投資信託で資産運用する

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そして最後に投資信託。

こちらの楽天証券で投資信託を年率ごとに計算してみました。目標金額はとりあえず3000万円。

積立かんたんシミュレーションはこちら

25年運用年利3%年利5%年利7%
月3万円13,380,235円17,865,291円24,302,151円
月5万円22,300,391円29,775,485円40,503,585円

40歳から65歳まで25年間、月々3万と5万、3%~7%で運用したときの金額です。月々3万円の積立では年率7%でも目標に届かないですね。

目標の3000万を40歳から65歳までに達成さえようと思うと年利5%で月々5万円、25年投資信託で運用する必要がありそうです。

運用益にも税金がかかってくるので年利5%、月々5万円で25年運用だと元金1500万、運用益が約1500万。この運用益1500万に20%ほどの税金がかかってくるので約300万は税金で引かれるので約2700万になりますね。

先ほどの確定拠出年金と個人年金の合計が約800万+節税金額120万と約900万ほどあるので先ほどの2700万とあわせると約3600万円と目標金額に達成しそうです。

月々の支出額は?

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今現在貯金が0で40歳から老後に必要なお金を準備しようと思うと月々に必要なお金は、確定拠出年金23000円、個人年金1万円、投資信託5万円で合計月々83000円を20年間、60歳からは投資信託の運用に月々5万円必要になりそうです。

あくまで40歳の時点で貯金が0なので貯金がある程度ある方は月々の支出はもう少し少なくなりますね。

何を始めるにしても節税効果が一番高い確定拠出年金iDeCoは60歳まで働く場合、早めに始めたほうがお得!

なんで早めに始めたほうがお得なの?って思いますよね。

それは60歳になった時に退職金控除が使えるんですけど1年でも長く確定拠出年金をしていたほうが控除額が大きくなるんです。控除額が大きいということは引き出す時に税金がかからない場合もあるので始めるなら早いほうがお得ですよ♪

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