日本一の縁結びのパワースポットとして有名な京都の亀岡市にある「出雲大神宮」。
出雲大神宮の御祭神は島根県の出雲大社に祀られている神様と同じ「大国主命(オオクニヌシノミコト)」と奥さんの津姫命(ミホツヒメノミコト) です。
出雲大社の御祭神は大国主命だけですが、出雲大神宮には大国主命と津姫命の夫婦の神様が祀られています。
出雲大神宮は出雲大社と比べると境内も小さいので「本殿だけ参拝したらいいのかな?」と思ってしまうかもしれますが、それだけだとご利益を得ることができないかもしれません。
なので出雲大神宮のご利益を頂くには参拝方法を知ってから行かれることをおすすめします。
今回は出雲大神宮の参拝方法と御朱印をご紹介したいと思います。
出雲大神宮の参拝方法を知ってご利益を得よう!
出雲大神宮には本殿に参拝するだけでは縁結びのご利益を最大限に頂くことができません。
ご利益を得るには本殿と合わせて本殿裏にある「磐座」と「御神体山」にも参拝しましょう。
山といっても本殿からゆっくり歩いて10分くらいでそんなに急な上り階段や坂は続かないので、時間がある方は御神体山にも参拝されてみてくださいね。
鳥居をくぐる時に軽く一拝
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手水舎で手と口を清める
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ご本殿
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磐座(パワースポット)
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上の社
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御神体山(国常立尊)
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御朱印
手水舎での作法
①右手で柄杓ももって柄杓いっぱいに水をくんで左手を清めます。
②柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
③柄杓を持ち替えて右手で持ち、左手に水を受けて口をすすいで左手を清めます。
④最後に残った水で柄杓の柄の部分(柄杓を縦にして)を洗います。
文章ではちょっと分りにくい部分もあるので伊勢神宮の参拝方法動画ですが、手水舎の方法は動画でも確認してみてくださいね。動画の25秒くらいからが手水舎での作法になります。
本殿での参拝方法
軽く1礼してから2礼、2拍手、深く1礼します。
出雲大神宮に祀られている神様「大国主命」がいる出雲大社の参拝方法は2礼、4拍手、1礼なんですけど、出雲大神宮は2礼、2拍手、1礼になります。
出雲大神宮の参拝所要時間は?
出雲大神宮の参拝所要時間は約45分ほどでした。これは御神体山への参拝と御朱印を頂く時間を含めた時間になります。
なので約1時間ほどあればゆっくり参拝することができますよ。
ただ電車で行かれる場合は帰りのバスの時間も考えながら参拝するようにしましょう。
バスの時間があまりない場合は、サクッと早足プランなら30分ほどでも参拝は可能です。ただ山を登るからサクッとプランだとちょっとしんどいですね・・・。
出雲大神宮内の縁結びスポットと見どころ
辨財天社
素戔嗚尊の娘、美人三姉妹の市杵島姫命を祀る「辨財天社」。
財運、女性、芸能の神様です。市杵島姫命といえば広島の宮島にある厳島神社に祀られている神様ですね。
なでうさぎ
出雲大神宮に祀られている大国主命に助けられた「因幡の白うさぎ」。うさぎの体をなでることで幸せが訪れるといわれています。
真名井の水(縁結びスポット)
御神体山から湧き出ている御神水とも言われる「真名井の水」。水みくじもあります♪
大吉が出ました♪
真名井の水の横には「真名井のいずみ」もあるので、参拝後に水を汲んでかえるといいですよ。ただこちらの水そのままでは飲めません。飲む際には煮沸消毒してから飲むようにしましょう。
大国恵比須舎(縁結びスポット)
大国さまといえば縁結びの神様「大国主大神」
夫婦岩(縁結びスポット)
夫婦岩の周りに赤い糸がついていて、縁結びのお守りに付いている赤い糸を岩の周りに結ぶと良縁が結ばれるといわれています。
ここから裏山に入っていきます。
先ずは左側の磐座を目指します。
春日社
御祭神:建御雷之男神(タケミカヅチノオノカミ)
タケミカヅチノオノカミといえば国譲りの時に出てくる重要な役割を持った神様で、出雲大神宮に祀られている大国主命が治めていた葦原中国(あしはらのなかつくに)(地上=日本のこと)を高天原 (たかまがはら) の天つ神が治める神様(天照大神)に譲る際に出てくるめっちゃ力が強い神様です。
やっぱり神社ってその祀られている神様と関係する神様が祀られているから興味深いですよね。気になる方は一度古事記も読んでみてくださいね。
磐座(パワースポット)
パワースポットの磐座。本殿から磐座までは5分ほどなので是非パワースポットは参拝してみてくださいね。
稲荷社
宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)
五穀豊穣・商売繁盛の神様
御蔭の滝
竜神乃神様をお祀りする滝
上の社
ご祭神:
素戔男尊(スサノオ) 厄難消滅の神
櫛稲田姫尊(クシナダヒメ ) 家内安全の神
大国主命の先祖にあたるのが素戔男尊。ひいひいひいひい何代目か忘れたけどおじいちゃんがスサノオノミコトです。
大国主命とスサノオのエピソードもなかなか面白いから古事記は必読ですね!
出雲大神宮のパワースポット、御神体山
いよいよここからパワースポット【神乃磐座】がある御神体山へ向かいます。
入山受付時間9時~16時までとなっているので時間には気をつけてくださいね。
御神体山「御影山」の磐座郡には国常立尊が御鎮座されています。
ここから先は神の神域となるので、参拝される際には社務所で受付を済まして「たすき」を受け取ってから入山するようにしましょう。受付の際には「名前」「住所」「電話番号」を書いて、入山時間と下山時間を書きます。
杉の木々の間を行きます。急な上り坂は最初の鳥居の場所だけで、上りきったらあとは平坦な道が続きます。なのでそんなにしんどくはないですよ。
御神体山(国常立尊)。静かで凛とした空気が張っている感じがする磐座群。
出雲大神宮の御朱印
出雲大神宮の御朱印300円で御朱印が頂ける時間は社務所が開いている時間帯になります。
社務所:9:00~17:00(受付9:00~16:30)
社務所は鳥居の左手にあります。
御神体山に入山される時に御朱印もお願いしておくといいですよ。
また出雲大神宮の御朱印帳を買って、両面に全国の神社の御朱印を集めてから出雲大神宮の社務所へ行くと「特別御祈祷」をしていただけます。御朱印帳は出雲大神宮のもの限定です。
出雲大神宮周辺のおすすめの宿
出雲大神宮へ参拝される時におすすめの宿といえば「湯の花温泉」にある「渓山閣」。
温泉街の中にある宿の中では比較的リーズナブルで亀岡駅からも無料のシャトルバスがあるからアクセスも便利です。
また渓山閣といえば料理にも定評があって、リーズナブルな料金なのに料理の内容もよくって美味しい食事と温泉の両方楽しみたい方におすすめの宿です。
【湯の花温泉渓山閣の口コミ】アメニティやWiFiは?料理が美味しいおもてなしの宿【宿泊記】
まとめ
出雲大神宮の参拝方法は出雲大社とは違い2礼、2拍手、1礼となっています。
また本殿に参拝するだけでは日本一の縁結びのパワースポットのご利益を得ることができないので本殿裏にある「磐座」にも参拝しましょう。
あと時間がある方は裏山の御神体山(国常立尊)にも参拝してみてくださいね。御神体山(国常立尊)へ参拝される場合には社務所で受付してから参拝しましょう。
出雲大神宮へ行かれる際はこちらの記事も参考にしてみて下さいね。
出雲大神宮の行き方は?電車、車別の詳しいアクセス情報をご紹介!
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