徳島県の山深い秘境にひっそりと佇む「祖谷のかずら橋」は、日本三奇橋に数えられるスリル満点の観光名所!
足元から見える渓谷の大自然の景色や原始的な吊り橋は、まさに非現実の世界が味わえます♪
この記事では祖谷のかずら橋の所要時間やおすすめの観光プラン、周辺スポット、アクセス方法まで徹底解説!
初めて訪れる方にもわかりやすく、魅力をたっぷりお届けします♪
祖谷のかずら橋とは?
祖谷のかずら橋の基本情報と歴史
徳島県三好市の山深い秘境に位置する「祖谷のかずら橋」は、日本三奇橋の一つとして知られています。
この橋はつる性植物である「シラクチカズラ」を編んで作られた非常に珍しい吊り橋で、原始的な風合いが魅力です!
全長約45メートル、高さは約14メートルで足元の隙間から渓谷を見下ろすスリルと、周囲の豊かな自然が織りなす絶景を楽しむことが出来ます。
かずら橋はかつて平家の落人が追手から逃れるために架けたと伝えられています。いざというときには橋を切り落とせるよう、天然のカズラを使ったのだとか。
現在では観光スポットとして整備されていて、3年に一度の架け替えによって安全性も確保されています。
見た目は伝統的なままで「切れないのかな?」と心配になるかもしれないけど、内部にはワイヤーが入っているので安心して渡ることができますよ♪
料金・営業時間・混雑状況
料金:大人550円、小学生350円、幼児無料
営業時間:4月~6月:8:00~18:00 / 7月~8月:7:30~18:30 / 9月~3月:8:00~17:00
混雑の傾向:GWや紅葉シーズンの10〜11月、午前10時〜正午は特に混雑。平日午前中や夕方が比較的空いています。
雨でも渡れる?安全性と注意点
雨の日でも祖谷のかずら橋を渡ることは可能ですが、十分な注意が必要です!
橋の足場は木製で結構な隙間があるため、下の渓谷が丸見えでめちゃくちゃスリリングです。
雨が降った日は濡れて滑りやすくなっているので、いつも以上に慎重に渡る必要があります。
滑りにくい靴に加え、レインコートなど傘ではなく両手が使える装備を持参することをおすすめします。
また、大雨によっては橋の利用が制限される場合もあるため、事前に情報を確認するのが安心です。
祖谷のかずら橋の所要時間と観光プラン
祖谷のかずら橋の観光所要時間
橋そのものを渡るだけであれば10分〜15分程度で終わります。
バス停がある夢舞台から橋までは片道歩いて約5分なので、サクッとプランだと30分あればバス停まで戻ってくることも可能です。
でもせっかくここまで来たんだからスリルを味わいながら慎重に歩いたり、途中で写真撮影を楽しんだりしたいですよね。
なので実際の所要時間はもう少し長くなる傾向があります。
特に橋の中央付近は絶好の撮影スポットとなっており、渓谷の美しい景観とともに記念写真を撮る人が多く見られます。
また、橋の近くには河原へ降りる階段や祖谷川沿いに奥へと続く遊歩道遊歩道も整備されていて、それらを含めて散策する場合には約60分程度が目安になります。
さらに、観光シーズンや連休などの混雑時には橋を渡るのに渋滞が発生することもあるため、余裕を持ったスケジュールで訪れることをおすすめします。
ちなみに私が実際体験した所要時間はカフェも含めて約1時間20分です。
1泊2日のゆったり観光モデルプラン
【1日目】
• お昼頃:大歩危駅到着→バスでかずら橋夢舞台へ
• 昼食:かずら橋夢舞台や周辺で地元グルメを楽しむ
• 午後:祖谷のかずら橋&森のくまさんでカフェ休憩
• 宿泊:峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか
【2日目】
• 午前:宿から徒歩5分の遊覧船体験(所要時間30分)→大歩危駅へ
• 昼食:岡山駅のさんすてでランチ
祖谷のかずら橋の見逃せない見どころ
祖谷渓の絶景
深いV字谷に位置する祖谷渓は、四季折々の風景が堪能できる徳島県有数の絶景スポット!
特に新緑が美しい春から初夏、そして燃えるような紅葉が渓谷を染め上げる秋の時期には多くの観光客が訪れます。
祖谷のかずら橋の上から見下ろす清流は透明度が高く、エメラルドグリーンに輝くこともあり周囲の森と美しいコントラストを描きます。
橋の中央で立ち止まると、心地よい風と川のせせらぎを聞き、まさに癒しとスリルを同時に体験することが出来ます。
カメラを片手に、四季折々の祖谷渓の風景を記録するのもおすすめです。
ただ写真撮影に夢中になってスマホを落とさないように気を付けてくださいね。
周辺の観光地スポット
• 遊覧船:大歩危峡の絶景をゆったりと楽しめる遊覧船クルーズ。迫力ある断崖絶壁を間近に眺めながら、ガイドの解説付きで川の歴史や自然の魅力を学べます。
• 道の駅大歩危&妖怪屋敷:地元の特産品やグルメが楽しめる休憩スポット。中には観光案内所や妖怪展示もあり、情報収集にも便利です。
• 小便小僧:断崖絶壁に立つ小便小僧の像は、祖谷渓のシンボル的存在。見晴らしの良い展望ポイントで、インスタ映えスポットとしても人気です。
かずら橋周辺のランチ&カフェ情報
かずら橋夢舞台
食事処やお土産屋さん、綺麗なトイレもあるかずら橋観光の拠点の施設です。
食堂では名物の祖谷十割そばやうどんが頂けます。
広々とした店内は団体客にも対応しており、窓からは祖谷の自然を眺めながら食事が楽しめます。
やま里での絶品の鮎&あめごの塩焼き
夢舞台からかずら橋に向かう途中にある「やま里」では鮎やあめごの塩焼き、焼き団子などが楽しめます。
川魚の鮎やあめごの塩焼きは祖谷ならではの絶品グルメで外せません!
皮の香ばしさと自然な塩味が絶妙で、魚本来の旨みが引き立ちます。
森のくまさん
かずら橋の入口のすぐ近くにある「森のくまさん」。
自然に囲まれたログハウス風カフェで、ほっとひと息つける癒しの空間として親しまれています。

ヤマガラめっちゃ可愛い♪
ウッドデッキの席では風に揺れる木々を眺めながら、ヤマガラのえさやり体験もできます。
はちみつをたっぷりかけて頂くホットケーキが最高でした♪
散策や観光の途中に立ち寄るには最適な場所で、季節ごとの自然の表情も楽しめるのが魅力です。
祖谷のかずら橋のアクセス方法
大歩危駅から路線バスでの行き方
JR大歩危駅から四国交通のバスに乗車し、約35分で「かずら橋」バス停に到着。
バスの本数が少ないため、事前に時刻表の確認が必要です。
また四国交通はICカードが利用できず現金のみです。小銭を用意しておかれることをおすすめします。
大歩危駅
↓ バスで約35分
かずら橋夢舞台
↓ 徒歩5分
祖谷のかずら橋(入口)
かずら橋夢舞台バス停に着いたら夢舞台の館内を通り抜けてかずら橋の入口へと進みます。
先を進むと橋が見えてくるので「←かずら橋」の標識の沿って橋を渡ります。
橋を渡るとかずら橋入口へと続く山道が出てきます。
1分くらい山道を歩くとかずら橋の料金所が見えてきます。
祖谷のかずら橋の駐車場
かずら橋夢舞台に有料駐車場があり、普通車で約500円程度。
すぐ近くには300円の駐車場もあるけど数が少ないので、広々とした駐車場に停める場合は夢舞台の駐車場がいいですね。
祖谷のかずら橋にコインロッカーはある?
大歩危駅
大歩危駅に500円のコインロッカーが19個あります。
大と小とサイズが違うけど、どのサイズでも1個500円です。
500円硬貨と100円×5枚の2つのコインロッカーが用意されています。
かずら橋夢舞台
かずら橋夢舞台には6個のコインロッカーがあります。
利用できる時間が9:00~16:00までで100円とリーズナブル!と思ってよく読んだら
「硬貨は使用後に返却されます」と書いてあるので実質無料!!
旅行のヒントと注意点
祖谷のかずら橋の休業情報
祖谷のかずら橋は基本的に年中無休で営業しているけど、自然環境に大きく影響されるため、強風・大雨・積雪などの悪天候時や定期的な安全点検のタイミングで臨時休業となる場合もあります。
とくに台風接近時や積雪が予想される冬季には、当日朝に閉鎖が決定されることもあるため、旅行当日は必ず最新情報を確認することが重要です。
最新の開橋状況は公式サイトのお知らせでも確認できるので、天候が悪そうな時は出発前にチェックを忘れずに!
季節ごとの魅力と見どころ
• 春:新緑と桜のコントラストが美しく、周囲の山々が柔らかな緑に包まれます。散策に最適な気候で、写真撮影にもおすすめの季節です。
• 夏:清涼感あふれる渓谷風景が広がり、橋の上を吹き抜ける風が心地よい避暑地として人気です。川の音とともに自然の癒しが満喫できます。
• 秋:渓谷全体が赤や黄色に染まる紅葉シーズンは、かずら橋がまるで絵画のような風景に溶け込みます。見頃は例年11月上旬から中旬。澄み切った秋空と色鮮やかな木々、そして深く透き通る川の青が織りなすコントラストは必見です。
• 冬:雪景色と幻想的な雰囲気に包まれ、静寂と神秘的な美しさが漂います。空気が澄んでいるため、より鮮明な景観が楽しめるのも魅力です。
祖谷のかずら橋のレビュー体験談
私の体験談
新緑が美しい季節に行ってきました。橋を渡りながらふと下を見ると、そこには透き通るようなエメラルドグリーンの祖谷川が広がっていて本当に絶景♪
川面は光を受けてキラキラと輝き、まるで宝石のよう。
周囲の新緑と相まって、自然が織りなす色彩は息をのむほど美しいものでした♪
訪問者の口コミまとめ
「想像以上に揺れてスリル満点」「紅葉シーズンは特に美しい」「駐車場が少し混雑するので早めの到着がおすすめ」という声が多く見られます。
祖谷のかずら橋周辺のホテル
祖谷のかずら橋周辺には6軒の宿があり、2名1室夕食&朝食付きで1部屋3万円~5万円が相場です。
ただこの値段は最安値シーズンの料金なので、ハイシーズンや週末になると料金の変動はあります。
2名1室 夕朝付 2人の値段 (じゃらん参考) | じゃらんの口コミ | |
峡谷の湯宿 大歩危峡まんなか | 30,000円~ | 4.7 |
祖谷渓温泉ホテル秘境の湯 | 35,680円~ | 4.1 |
渓谷の隠れ宿 祖谷美人 | 45,800円~ | 4.9 |
新祖谷温泉 ホテルかずら橋 | 42,900円~ | 4.7 |
祖谷の宿 かずらや 三好 旅館 | 30,590円~ | 4.7 |
和の宿 ホテル祖谷温泉 Hotel Iyaonsen | 48,400円~ | 4.7 |
まとめ:祖谷のかずら橋を満喫するために
祖谷のかずら橋はその独特な構造とスリリングな体験、そして四季折々の自然美が魅力の観光名所です。
実際に橋を渡る所要時間は10分~15分なんですけど、写真撮影や周辺の散策を含めると約60分程度を見ておかれることをおすすめします。
また、祖谷渓の絶景や周辺のグルメ・観光スポットも見逃せません。
1泊2日でゆったりと巡れば、秘境ならではの静けさと温もりに心が癒されること間違いなし!
ぜひ、この記事を参考に「祖谷のかずら橋」の魅力を存分に味わってみてくださいね!
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