※本ページはプロモーションが含まれています。

メットライフ生命って危ない?ドル建て終身保険の一括払いから7年目の運用結果!

「メットライフ生命って危ないの?」

外貨建て保険って言葉はよく聞くけど「外資系だからちょっと怖いなぁ」って思うから、検索をしてみると「メットライフ生命 危ない」って言葉も出てくるだけに心配になりますよね。

結論から言うとメットライフ生命は「経営状態が危ない」とか、や「商品が危ない」ということはありません。

私のメットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマート S(積立利率変動型終身保険:米国通貨建 2002)」は加入してから7年が経ちました。

ただ「老後の資金が不安だから何か保険で運用しようかな?」とか「外貨は利率がよさそう!」という理由だけで加入するならおすすめできません。

じゃ、なぜ私が加入しているのかというと、生命保険控除が使えるからです。貯蓄という目的で考えられているのであれば、積立NISAをおすすめします。

今回はメットライフ生命のドル建て終身保険に加入して7年建った返戻率や積立利率をご紹介したいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




メットライフ生命って危ないの?

外貨保険って何だか経営状態がわかりにくいから「メットライフ生命って危ないのかな?」って思ったりもしますよね。

結論から言うと決算を見ると経営は危なくないです。

保険会社の経営状態については情報公開が義務付けられてるし、生命保険協会の公式サイトでも確認が出来るようになっています。

生命保険協会の公式サイトを見る

メットライフ生命の決算のトピックスを見るだけでも決算の簡単な内容を見ることができます。

メットライフ生命の決算を見る

あと生命保険会社でいうと「ソルベンシー・マージン比率」を見るのも危ないのかどうかを判断するための一つの指標にもなります。

メットライフ生命のソルベンシー・マージン比率は、公式サイトに掲載されている2023年7月発行のディスクロージャー資料を見てみると725.4%。

一般的にソルベンシー・マージン比率は200%以上あれば、生命保険会社の健全性に係るひとつの基準を満たしているといわれています。

2021年2022年2023年
ソルベンシー・マージン比率873.4%764.3%725.4%

ディスクロージャー資料参照

最新のメットライフ生命のソルベンシー・マージン比率はこちら

メットライフ生命終身保険ドル建て7年目の運用結果は?

返戻率

さて、ここからが私の実際の運用結果となっています。

今後も随時更新していくので毎年秋ごろにこの記事をチェックしてみてくださいね。

経過年数払込保険料
※1
払込保険料解約返戻金ドル返戻率円返戻率
1年121103.3円1199.04ドル601.91ドル50.19%54.65%
2年242206.6円2340.151ドル1717.80ドル73.40%77.98%
3年363309.9円3481.262ドル2865.44ドル82.31%86.72%
4年484413.2円4622.373ドル4044.58ドル87.50%91.81%
5年605516.5円5995.2ドル5252.201ドル
ドル=109.96円
(2021年8月13日)
87.60%95.37%
6年726,619.8円7,194.24ドル6,387.40ドル
(884,271円)
1ドル=138.44円
(2022年7月15日)
88.78%121.69%
7年847,723.1円8,393.28ドル7,660.35ドル
(1,060,039円)
1ドル:138.38円
(2023年7月18日)
91.26%125.04%

※1:払い込み保険料の円は2016年に一括(10年分)で振込をしているので、総額1,211,033円を10年で割ったものです。

2016年に一括振込で加入してから7年目の運用結果はドル建て返礼率が91.26%、円建て返礼率が125.04%となりました。

申込時のドル円は105.62円なので2023年の138.88円と比べるとかなり円安に動いているので円建てで見た返戻率は高くなりました♪

ドル建ての保険は円高の時に一括で振込をしておくと、円安になった時にお得ですね♪

あと3年でどこまで返戻率が上がるのか楽しみです!

2022年8月~2023年7月の積立利率

積立利率積立利率
2022年8月3.00%2023年2月3.00%
2022年9月3.00%2023年3月3.00%
2022年10月3.00%2023年4月3.00%
2022年11月3.00%2023年5月3.00%
2022年12月3.00%2023年6月3.00%
2023年1月3.00%2023年7月3.00%

積立利率は年3%の最低保証の時に申し込みをしていたのでなんとか3%で運用できてきます。(2020年9月以後の申し込みは2.5%に変更になっています)

積立平均利率
1年目3.2875%
2年目3.276%
3年目3.195%
4年目3.13%
5年目3.03%
6年目3.00%
7年目3.00%

1年目から比べると年々積立利率が減ってきてるけど、今時積立利率最低でも3%で運用してくれる保険ってあんまりないのでまだいい方かな。

メットライフ生命の積立利率の詳細はこちら

メットライフ生命ドル建てのシュミレーション

経過年数払込保険料累計解約返戻金
(積立利率3%)
返戻率
1年11,470.03ドル10,882ドル94.8%
3年11,470.03ドル10,906ドル95%
4年11,470.03ドル10948ドル95.4%
5年11,470.03ドル11011ドル96%
7年11,470.03ドル11,205ドル97.6%
10年11,470.03ドル11,676ドル101.8%
15年11,470.03ドル13,039ドル113.6%
20年11,470.03ドル14,573ドル127%
25年11,470.03ドル16,293ドル142%
30年11,470.03ドル18,168ドル158.3%

メットライフ生命のドル建て終身保険に加入前にFPさんに作ってもらったシミュレーションです。

実際にこのシミュレーションを作ってもらった時(2016年7月)に一括振込みで加入しました。

ただ2020年9月以降に加入された場合は、最低積立が2.5%になっているので私のシミュレーションとは少し違ってくると思います。

ちなみに一括払込みなので払込保険料累計に変りはないので、このシミュレーション通りに行くと加入してから10年が経つと返戻率100%を超える予定です。

ただ10年目に解約するときに加入時の為替レート(105.62ドル)より円高になると損をするので、円安になるまで運用だけしてもらう予定です。

私の予定は10年分一括振込みで2025年8月に最終振込を迎えるんですけど、その後は30年の返戻率が158.3%になるまで運用してもらってから解約する予定です。

メットライフ生命ドル建て終身保険の解約タイミングはいつがいい?

メットライフ生命ドル建て終身保険の解約のタイミングは、早くてもシミュレーション通りだと返戻率が100%を超える10年目以降ですね。

でももし今回の返戻率の結果を見てあまり魅力に感じない場合は、ある程度の損切りは覚悟で10年以内に解約をして積立NISAで運用をした方が利回りはいいですね。

ただ10年目にリーマンショックみたいなのが来ると、10年運用だとコツコツ積立投信でもマイナスになる可能性は出てくるので、積立投信で安全に資産運用をする場合は20年以上の長期運用がおすすめです。

メットライフ生命のドル建て終身保険の口コミ

外貨建ての保険って気になるのが返戻率ですよね。年利どれだけで運用できて、為替のリスクとかも考えると解約したときにどれくらいのお金になっているのか。

メットライフ生命のドル建て終身保険のデメリット

外貨建て保険の一番のデメリットといえば為替関係ですよね。

・解約時に円高になると元割れのリスクはある(為替リスク)
・為替手数料が高い(TTM±50銭)

一つずつ解説していきますね。

解約時に円高になると元割れのリスクはある(為替リスク)

外貨建ての保険だから日本円での運用と違って為替のリスクがあります。

「為替のリスクって?」「返戻率が高いなら大丈夫なんじゃないの?」って思いますよね。

例えば契約時に1ドル100円で10年前納で1万ドル(100万円)の保険に加入したとします。

30年後に返戻率が130%としたら1万3千ドルになる予定なんですけど、解約時に1ドル60円とかまで落ちてると日本円にした時に78万円になってしまうので元割れするリスクがあります。

13000ドル × 60円 = 78万円

まぁ今から30年後に1ドル60円まで落ちることはないと思うんですけど(逆に円安傾向にはなると思ってます)、これが為替のリスクになります。

もちろん契約した時より円安になってたらかなりラッキーなので、その点は逆にメリットにもなりますね。

ただ30年後に円高になるか、円安になるかは誰にもわかんないですよねー。私は一時的には円高になる時期はまたくるかもしれないけど、長い目でみると円安になるんじゃないかなー?って思ってます。

為替手数料が高い(TTM±50銭)

メットライフ生命の米ドル終身保険って為替手数料が高いんです!手数料見てびっくり!

例えば1ドル100円だったとしたら、買う時には1ドルに対して50銭プラスされるので100.50円になります。

1万ドルの保険に入ると手数料だけで5000円かかってきます。

逆もしかりで解約する時(ドルを売って円にする時)1ドルに対して50銭マイナスになります。

ということは1ドル100円なのに99.5円でのレートになっちゃいます。だから解約金が1万ドルだとしたら5000円の手数料が引かれて995000円。往復で1万円の手数料がかかってきちゃいます。

メットライフ生命のドル建て終身の件の大きなデメリットは

・為替のリスク
・手数料が高い

になりますね。

メットライフ生命のドル建て終身保険のメリット

じゃぁメリットは?というと外貨建てならではのメリットももちろんあります。

・米ドルでの資産が持てる
・返戻率が高い
・生命保険控除が使える
・積立利率が最低3%保証(2020年9月以後は2.5%)

一つずつ解説していきますね。

米ドルでの資産が持てる(資産分配)

資産形成の一部として米ドルを持つことができます。資産分配ですね。

なんで米ドルを持っておいたほうがいいのかというと、日本って今後30年~40年で人口が3000万人から4000万人いなくなるといわれています。でも世界の人口はまだまだ伸びています。

人口が減るということは日本は海外に対して競争力が弱くなっていくのは目に見えてますよね・・・。それなのに災害が多い国だから食糧とかの自給率が低い。ということは輸入に頼ることになります。ってかもう頼り切ってますよね。

でも海外では人口が増えてるから食糧の奪い合いが始まる=物価が上がる。そして日本の競争力は下がるから日本の円が下がる=円安になる。

ということは物価が今後もっと上がる=インフレになる。

その時に円だけの資産じゃなく米ドルも持っておくとリスクも分配することが出来ます。

生命保険控除が使える

生命保険控除が使えるから節約もできます。

外貨建ての保険って注意しないといけないのが「生命保険控除」が使えるかどうかという点です。

メットライフ生命の米ドル建て終身保険は生命保険控除が使えるので確定申告または年末調整で10月頃に送られてくる資料を提出すると「所得税+住民税」が安くなります。

返戻率が高い

メットライフ生命の外貨建て終身保険は日本円建ての生命保険と比べても返戻率が高い方です。

私の場合だと10年分前納で合計30年運用した場合(保険料は10年分だけで、10年後からは運用だけにします)返戻率は158.3%になります。

例えば年金かけはし(2019年11月にシミュレーション)を月1万円で30年間積立て、5年運用だけに置いて合計35年間運用したとしても返戻率は105.8%にしかなりません。

そう考えると10年前納して20年は運用に回せば同じ30年でも返戻率はグッと高くなりますね。

積立利率が最低3%保証(2020年9月以後の申込は2.5%)

そしてなんと言ってもうれしいのが積立利率が最低3%保証されていること。積立利率が下がる前にはいっててよかった!

円建ての保険ではなかなかない積立利率の高さですね。

メットファイル生命のドル建て終身保険はどんな人向け?

メットライフ生命の「USドル建終身保険ドルスマート S」がおすすめの人は

・外貨による資産運用(円安のリスクヘッジ)
・老後の貯蓄用に(お一人様の老後資金にも)
・余剰金がある人(生命保険控除)

となっています。逆に為替のリスクが怖いという方や、日本円での運用が良いという方には向かない商品ですね。

あとイデコやNISAをまだ始めてない方にもおすすめできません。貯蓄目的で入るならイデコやNISAを先に始めてから、それでもまだ余剰金を運用したいという時に利用したほうがいいです。

逆に資産分配という目的で米ドルも持っておきたい、返戻率が高い生命保険に入っておきたい、生命保険控除を使って税金も安くしたいという方にはおすすめです。

まとめ

メットライフ生命の「USドル建終身保険ドルスマート S(積立利率変動型終身保険:米国通貨建 2002)」の7年目の実際の運用結果とメリット・デメリットとをご紹介しました。

「日本円以外での保険は考えたくない!」という方には絶対おすすめしないんですけど、デメリットの為替のリスクや為替手数料の高さが大丈夫な方で余剰金がある方にはオプションとして考える価値はありますね。

あとメットライフ生命のドル建て保険に入るなら円高の時に一括で入るのがおすすめです。

保険以外にも株や積立投信で資産運用もしているので、こちらも記事も参考にしてみてくださいね♪

▽こちらもどうぞ
マニュライフ生命ってやばい?怪しい?こだわり個人年金に加入して7年の運用結果とメリットデメリットをご紹介!
iDeCo(イデコ)と個人年金を徹底比較!老後の為や節税でお得になるのはどっち?
40代からの個人年金シュミレーションを色々比較してみました!【お一人様女子の老後準備編】