
「中津川や馬籠宿に行ってみたいけれど、車がないと不便かな……?」
「1泊2日で、どこまで回れるんだろう?」
そんな不安を胸に、私は新大阪から電車に乗りました。
岐阜県の山あいにある 中津川市は、江戸の面影が残る馬籠宿や、秋の味覚・栗きんとんで知られる町。けれど車なしの旅は、バスの本数や移動時間を少しだけ気にかける必要があります。
あれもこれも行きたい。でも時間は限られている。そこで私は、「あえて全部回らない」と決めました。(笑)
結論から言うと、中津川観光は車なしでも1泊2日で王道スポットは十分楽しめます。
その選択のおかげで、石畳をコツコツと踏みしめる音も、ほくほく甘い栗きんとんの香りも、心ゆくまで味わうことができたんです。急がない旅って、こんなに気持ちが軽いんだと気づきました。
この記事はこんな人におすすめ
✔ 車なしでも無理なく回れる1泊2日の王道モデルコース
✔ 1泊2日で無理なく回りたい人
✔ 栗きんとん食べ比べを楽しみたい人
読み終わる頃にはきっと、あなたも中津川に行ってみたくなっているはずです♪
中津川観光を車なしで楽しむには「全部回らない」と決めたら楽だった

車なしで中津川を回るなら、コツはひとつだけです。
全部回ろうとしないこと。
苗木城や付知峡まで欲張ると、移動だけで体力も時間も消耗します。徒歩+バスで無理なく動ける範囲に絞るのが成功のポイントです。
私が「苗木城」をあきらめた理由:車なし1泊2日のリアルな時間配分
中津川の絶景スポットといえば、SNSでも人気の「苗木城跡」。私も最初は「絶対行きたい!」って思っていたんです。
でも、調べてみると車なし派にはちょっとしたハードルが…。
• バス停からお城まで、徒歩で約30分(しかも坂道!)
• バスの本数がとっても少なめ
「ここに行ったら、大本命の『栗きんとん巡り』がバタバタになっちゃうかも…」と悩んだ結果、今回は思い切って苗木城はお休みに。
その分、中津川宿の古い町並みをゆっくり歩いたり、翌日の馬籠宿で石畳の坂道を楽しんだりする時間に充てることにしたんです。
旅の目的で選ぶ2つのプラン:宿場町を歩くか、絶景を攻めるか
中津川を車なしで回るなら、あらかじめ「どっちを優先するか」を決めておくと、当日の迷いがなくなりますよ。
• ゆったり派(今回のおすすめ)
中津川宿・馬籠宿をメインに。歴史ある建物や、秋の味覚「栗きんとん」を心ゆくまで堪能する、癒やしの宿場町プランです。
• アクティブ派(体力に自信がある方向け)
苗木城跡へ!バスの時間をしっかり管理して、バス停からのプチ登山も楽しむ、絶景重視プランです。
欲張らなくても満足度は120%!宿場町の空気を味わう「ゆったり優先」の考え方
「あそこに行けなかった…」と後悔するよりも、「ここでこんなに美味しい栗きんとんに出会えた!」と喜ぶ方が、旅はずっと楽しくなりますよね。
中津川宿や馬籠宿は、ただ歩いているだけで江戸時代にタイムスリップしたような不思議な感覚になれる場所。
一つひとつの景色や香りをゆっくり味わうことで、帰る頃には「次はあっちにも行ってみようかな」と、また来たくなるような、充実感たっぷりの旅になりました。
【地図で確認】徒歩とバスだけで無理なく移動できる「黄金エリア」
中津川駅を中心に考えると、徒歩圏内の「中津川宿エリア」と、バスで約25分の「馬籠宿エリア」。
この2つに絞るだけで、移動の不安はぐっと少なくなります。
駅周辺には美味しい和菓子屋さんも集まっているので、重い荷物をホテルの荷物預かりや駅のコインロッカーに預けてしまえば、あとは身軽に歩くだけ!
このコンパクトな移動範囲こそが、車なし旅の「黄金ルート」なんです。
【ゆったり王道】中津川宿・馬籠宿を巡る1泊2日モデルコース
「車がないと不便かな?」なんて不安も、このルートなら大丈夫!中津川駅から歩いてすぐの宿場町と、バス一本で行ける馬籠宿。
この2つを軸にした、無理のないスケジュールをご紹介しますね。
1日目:中津川駅から徒歩5分!中津川宿の散策と「栗きんとん」食べ比べ

お昼過ぎに中津川駅に到着したら、まずは腹ごしらえ!
中津川駅から歩いて3分の「五平餅の喜楽」さんへ向かいました。香ばしいお味噌の香りに、一気に旅気分が盛り上がります。
お腹が満たされたら、いざ「栗きんとん巡り」へ出発です!
今回の旅のメインイベントは、なんといっても秋の味覚・栗きんとん。栗好きにはたまらないですね!

まずは駅前の「にぎわい特産館」へ。

ここではいろんなお店の栗きんとんがバラで買えるので、「どこのを買おうかな?」と迷っている方にはいろんなお店の栗きんとんを少しずつ試せる、ありがたい場所です。
そこから中津川宿の古い町並みをのんびりお散歩しながら、

栗きんとんの老舗「すや」
• すや 本店(ここは絶対に外せない!)
• 川上屋 本店(ここも外せない!)
• 松月堂
• しん
• 梅園
などなど、名店をハシゴして回る贅沢…!

また、中津川宿の歴史を感じる建物はどこを切り取っても絵になるので、写真を撮る手が止まりませんでした。夜景もすばらしかったです!
ちなみに、1日目の夜ごはんは「あえて」駅前のコンビニで調達。お宿でゆっくり過ごしたかったのと、実は泊まったお宿には嬉しい「夜食サービス」があったんです。
無理に外食を探し回らず、お部屋でまったり過ごすのも、女子旅ならではの楽しみ方ですよね。
2日目:バスで馬籠宿へ。中山道の石畳と坂道をゆっくり楽しむ半日旅

2日目は少し早起きして、9時発のバスで「馬籠宿(まごめじゅく)」へ。バスに揺られること約25分、目の前に広がるのは江戸時代そのものの石畳の坂道です!
帰りの電車の時間もあったので、滞在時間は約1時間ほど。
「短くない?」と思うかもしれませんが、ギュッと凝縮された宿場町の空気感を味わうにはちょうど良い時間でした。

坂道の上からの絶景を眺めたり、川上屋でまた栗きんとんを食べたり。短時間でも、ちゃんと満足感は残りました。
「1時間で本当に足りるの?」と不安な方も大丈夫。限られた時間で馬籠宿の魅力をぎゅっと楽しむコツや、実際に歩いたルートと所要時間を別記事にまとめています。
📌 あわせて読みたい
・馬籠宿観光の所要時間は?1時間で満喫するモデルコースと私のリアルな体験談
実際のタイムスケジュール:電車の時間から逆算した無理のない行程
今回の旅のスケジュールをまとめてみました。新大阪から出発する方の参考になれば嬉しいです!
【行き:初日】
• 10:57 新大阪(新幹線のぞみ) ➡ 11:47 名古屋
• 12:00 名古屋(特急しなの) ➡ 12:48 中津川着
• ランチをしてから中津川宿&栗きんとん巡り
【帰り:2日目】
• 09:10 中津川駅からバス ➡ 09:35 馬籠宿着
• 10:30 馬籠宿発のバス ➡ 10:55 中津川駅戻り
• 電車の時間までにぎわい特産館でお土産
• 12:06 中津川(特急しなの) ➡ 13:01 名古屋着
• 14:03 名古屋(新幹線のぞみ)➡ 14:57 新大阪着
ここでポイントなのが、帰りの名古屋駅での1時間!

どうしても「名古屋駅のホームにあるきしめん」が食べたかったので(笑)、あえて少し早めに中津川を後にしました。
でも中津川駅でお土産をゆっくり選ぶ時間も確保できて、最後まできっちり満喫できましたよ。
【アクティブ派へ】苗木城を組み込む場合の条件と注意点
「せっかくなら絶景も拝みたい!」というアクティブ派のあなたへ。車なしでも不可能ではありませんが、ちょっとした準備が、当日の安心感を大きく変えます。
苗木城跡へ行くなら:バス停からの「心臓破りの坂」を覚悟すべし
SNSでよく見るあの絶景、実はバス停(苗木停留所)からお城の入り口まで、歩いて約30分ほどかかります。
この投稿をInstagramで見る
しかも、結構な登り坂! 「ちょっとそこまで」の気持ちで行くと、本丸に着く頃にはヘトヘト…なんてことも。
歩きやすい靴は必須ですし、帰りのバスの時間もしっかりチェックしておかないと、駅に戻れなくなるので注意してくださいね。
【必読】車なし観光で失敗しないための重要ポイント

「車がないからこそ気をつけるべきこと」をまとめました。ここを押さえておけば、当日の「困った!」をグッと減らせます。
バス本数と最終便の壁:中津川駅行きのバスが終わる時間は意外と早い
都会の感覚でいるとびっくりするのがバスの終電(終バス)の早さ。
特に馬籠宿から駅に戻るバスなどは、18時頃には終わってしまいます。
時間帯によって異なるけど、バスは1時間に1本程度だから「一本逃すと1時間待ち」なんてこともあるので、バスの時刻表はしっかりチェックしてからいかれることをおすすめします。
※バスの時刻や運行状況は変更になることがあるため、最新情報は公式サイトを要チェックです。
夜ごはんどうする?実際に泊まって正解だった宿の話
これ、一番悩むポイントですよね。「駅前なら何かあるでしょ」と思いきや、夜は閉まるのが意外と早いんです。
今回私は、コンビニで晩ごはんを買って、お宿でゆっくり過ごすことにしました。
宿泊したのは、駅から徒歩圏内にあるお宿Onn 中津川。

良かったのは、
・清潔感のあるモダンな客室
・夜食サービス(お茶漬けなど)が想像以上にありがたい
・朝食の満足度が高い
一方で、温泉旅館のような特別感を求める方には、ややシンプルに感じるかもしれません。
正直、豪華さはありません。
でも、バス移動で少し疲れていた私には、このシンプルさがちょうどよかったんです。
夜は移動の心配をせず、静かな部屋でほっと一息。あの安心感は、今思い出してもやさしい気持ちになります。
ちなみに宿の近くには「くしえもん」や「KISAKU」など気になるお店もあったので、外で食べたい方は事前に営業時間をチェックしておくと安心です。
朝食や夜食の詳しいレポートは、別記事で写真つきでまとめています。
宿選びに迷っている方の参考になればうれしいです。
📌 あわせて読みたい
・【宿泊記×レビュー】お宿Onn中津川に泊まってみた|朝食が想像以上に良くてコスパ◎
駅から即出発!荷物を預けてから動いたら、想像以上に快適だった話
中津川駅に着いたら、まずは重いバッグから解放されましょう!
駅のコインロッカーも便利ですが、「中津川市観光案内所」にも手荷物預かりサービスがあります。
スタッフさんが優しく迎えてくれるので、ついでに最新の観光情報を聞けちゃうのも嬉しいポイントです。
グルメ・宿泊・温泉の選び方

中津川といえば、やっぱり「食」と「癒やし」。ここでもちょっとした裏技があります。
栗きんとんシーズンに行ってわかったこと:人気店は午前中で完売も?
「にぎわいプラザ(にぎわい特産館)」は、いろんなお店の栗きんとんを1個ずつ選べる、夢のようなスポット!

でも注意してほしいのが、名店「すや」さんの栗きんとん。
実はこちら、特産館には置いていないんです。「すや」さんの味が欲しいなら、ぜひ本店まで足を運んでみてください。

あの格式高い雰囲気の中で買う栗きんとんは、格別の味がしますよ。
宿泊エリアの正解:移動の楽な「駅前」vs 雰囲気抜群の「宿場町」
車なし派なら、断然「駅前エリア」が楽ちん!
今回泊まった「お宿Onn 中津川」のように、駅から歩ける距離にお宿を構えれば、翌朝のバス移動もスムーズです。
温泉宿の特徴:中山道の疲れを癒やすおすすめの湯処
「どうしても温泉に入りたい!」という方は、駅から少し離れますが、送迎バスが出ている「中津川温泉 ホテル花更紗」なども候補に入れてみてください。
中山道の坂道を歩いた後の温泉は、もう最高のご褒美になります。
予算と季節別の楽しみ方
「車なしの1泊2日、結局いくらくらいかかるの?」というギモンにお答えします!実際に私が使ったリアルな金額を公開しちゃいますね。
車なし1泊2日の費用シミュレーション(交通費・宿泊費)
新大阪から出発して、中津川を満喫した今回の旅。トータルの予算感はこんな感じでした!
• 交通費(新幹線・特急しなの往復): 18,880円
• 宿泊費(1泊朝食付・お宿Onn中津川): 8,045円
• バス代(中津川駅⇔馬籠宿 往復): 1,600円
• 食費(駅弁・五平餅ランチ・コンビニ夕食など): 約3,000円
• 栗きんとん代(バラ売りと2箱お土産):5,408円
• 合計:約36,933円
新幹線を使うので交通費が一番大きなウエイトを占めますが、お宿をリーズナブルにしたり、夕食を賢く工夫したりすることで、3万円台でこれだけ贅沢な体験ができちゃいます。

特に栗きんとん5個の食べ比べはそれだけで、十分すぎる幸せでした。
四季の魅力:紅葉の秋、新緑の夏、そして冬の静寂な宿場町
今回は「栗きんとん」目当ての秋の旅でしたが、中津川・馬籠宿は一年を通して表情を変える素敵な場所です。
• 春・夏: 新緑がまぶしく、中山道の涼しい風を感じながらの散策が最高です。
• 秋: 街中が栗の香りに包まれる、一番人気のシーズン。紅葉も見逃せません!
• 冬: 雪化粧した宿場町は、息を呑むほど静かで幻想的。大人の隠れ家旅にぴったりです。
いつ訪れても、その時々の「美味しいもの」と「美しい景色」が待っていますよ。
まとめ:車なしでも、中津川の旅はこんなに自由で楽しい!

「車がないから、行ける場所が限られちゃうかも…」 そんな心配は、中津川駅に着いた瞬間にどこかへ飛んでいってしまいました。
今回の旅で学んだ、車なし旅を成功させる3つのポイントはこれ!
1.「全部回ろう」としないこと(ゆったりした時間が最大の贅沢!)
2. 駅前の荷物預かりをフル活用すること(身軽さは楽しさに直結します)
3. お宿のサービスや立地を賢く選ぶこと(夜食付きの宿は、女子旅の強い味方!)
江戸の面影が残る石畳を歩き、
ほろりとほどける栗きんとんを頬張る。
実際に歩いてみて感じたのは、
全部回らなくても、満足度はきちんと残るということ。
次の週末、無理のないスケジュールで、中津川の空気を味わってみてくださいね。
※バスの本数は季節や曜日によって変わることがあるので、出発前に最新の時刻表を確認してくださいね。

