京都でひときわ賑わう祇園の花見小路を進んだ先にある建仁時。読み方は「けんにんじ」。
建仁寺は京都観光に人気の祇園や八坂神社があるエリアにあるので、東山散策と合わせて参拝するのにおすすめのお寺です。
建仁寺といえば天井に描かれた双龍図が有名ですよね。また境内では禅の凛とした空気も体験できるから、所要時間はゆとりをもってから行かれることをおすすめします。
今回は建仁寺の見学所要時間や見どころ、御朱印が頂ける場所や京都駅からのアクセス情報もご紹介したいと思います。建仁寺近くのおすすめのラーメンランチも紹介しているので参考にしてみてくださいね。
建仁寺の所要時間は?
建仁時の所要時間の目安は30分~40分です。
建仁時は本坊、方丈、法堂と3つの建物があり見どころも沢山あります。
サクッと見るだけなら20分の所要時間でも見て回ることができますが、30分~40分と少しゆとりを持ってから拝観されることをおすすめします。
というのも建仁時には見どころが沢山!
受付をして本坊に入るとすぐ目の前の部屋には、学生の頃教科書で見た風神雷神図屏風があります。
建仁寺案内ビデオルームにある風神雷神図屏風。写真撮影も大丈夫です。入り口入ってすぐからテンションも上がりますよ~♪
そして廊下を進むと右手に見えてくるのが○△□(まるさんかくしかく)乃庭。
この庭は、禅宗の四大思想(地・水・火・風)の地を□、水を○、火を△であらわしています。
外国人の小さな女の子がこのまるさんかくしかくの庭の前で座禅を組んでいました。海外の方にもこの良さがわかるんだなぁと関心していたんですけど、この庭の凛とした雰囲気&空気は見ていると落ち着きます。
廊下もいい雰囲気です。廊下の左側が潮音庭。
暑くなるちょっと前の青もみじの季節、ちょっと肌寒いけど心地いい風を感じながらお寺の中を歩いている時に「あぁ。やっぱり京都って好きだなぁ♪」ってしみじみと想います。歳かな?(笑)
大書院。紅葉の季節もキレイだけどやっぱり青もみじの季節が最高ですね!
大書院にある国宝の風神雷神図屏風。
大書院から見る潮音庭。ここちよい風、穏やかな光、祇園のど真ん中にあるにもかかわらず静けさを感じれる空間、黒と緑のコントラスト。やっぱり京都は青もみじの季節が最高にきれいですね。
方丈の高精細デジタル複製された雲龍図。
大雄苑で少し癒しを得てから、外にある法堂へ。天井画に双龍図がある法堂へは一度靴を脱いでからスリッパで行きます。
建仁寺の双龍図は写真撮影できる?
建仁寺の双龍図は写真撮影OKです。
お寺の内部の写真撮影がOKな場所って少ないからかなり貴重ですよね。
ただ写真撮影ができるといっても三脚などは使えないので、マナーは守るようにしましょう。
あと桜や紅葉の見ごろの季節は混雑することから、写真撮影ができない時もあるかもしれないので、双龍図の写真を撮りたい場合は事前に確認してみてくださいね。
建仁寺の御朱印が頂ける場所は?
建仁寺の御朱印は、本坊入り口から入ってすぐ左にある受付・売店で頂くことができます。
建仁寺といえば、風神雷神や双龍図のデザインの御朱印帳がめっちゃかっこよかったですよ!
建仁寺近くのおすすめランチ
建仁寺周辺のおすすめのランチといえば「麺処むらじ」のラーメン!
むらじは祇園に本店がありますが、先斗町店の方が建仁寺にも近いですね。
国産鶏ガラの濃厚鶏白湯ラーメンは白と黒の2種類。おすすめ!って書いてた鶏白ラーメンを頂きました。
トッピングの揚げごぼうが香ばしい♪スープはかなり濃度が高くドロッとしているんですけど、実際に食べるとあっさり系。麺は細麺で濃厚なスープがよく絡んで絶品でおすすめです!
店主が女性だからかな?おしゃれな盛り付けと、店内もモダンな雰囲気で女子にもおすすめのラーメン屋さんです。
ただ先斗町店には店内にトイレがないのでちょっと気をつけてくださいね。緊急時には歩いて2分の場所にマルイもあります。
建仁寺へ行き方は?
京都駅から建仁寺への行き方は、バス、JRと京阪電車、地下鉄と阪急の3通りの行き方があります。
京都駅からバスでの行き方
一番簡単な行き方は京都駅からバスですね。
ただバスは桜と紅葉の季節は出来るだけ避けてください。なぜかというと、建仁寺へ行くバスは京都でも人気の東山を通るエリアを走るバスです。
清水寺とか八坂神社が近くにあるから、桜と紅葉の季節は東山の道はものすごく渋滞します。そしてバスもぎゅーぎゅー詰め。だからの桜と紅葉の季節はバス以外での行き方がおすすめです。
↓ バス 20分 206系統
東山安井バス停
↓ 歩いて5分
建仁寺
料金:230円
↓ バス 15分 106系統、110系統、100系統
清水道バス停
↓ 歩いて7分
建仁寺
料金230円
京都駅からJRと京阪電車での行き方
バス以外での一番おすすめの行き方は、JRと京阪電車での行き方。
京都駅でJR奈良線に乗る時は、進行方向後ろよりの車両に乗ると京阪電車への乗り換えがスムーズに行くからおすすめです。
ただ紅葉の季節は東福寺へ行く方も多いから、紅葉の季節は電車もぎゅーぎゅーな時が多いです。
↓ 奈良線 2分
東福寺駅 (京阪乗り換え)
↓ 京阪電車 5分
祇園四条駅
↓ 歩いて7分
建仁寺
料金270円
京都駅から地下鉄と阪急電車での行き方
京都駅から建仁寺へは地下鉄を使って行くこともできます。
地下鉄から行く場合は四条駅で阪急電車に乗り換えます。年間を通して人の混雑度にバラツキがないのは地下鉄と阪急電車での行き方になりますね。でも料金がちょっと高くなるのがネック。
↓ 地下鉄 4分
四条駅
↓ 阪急乗換え
烏丸駅
↓ 阪急2分
河原町駅
↓ 歩いて10分
建仁寺
料金:360円
拝観料:一般500円、中高生 300円、小学生 200円
拝観時間:
3月1日~10月31日:10:00~16:30(17時閉門)
11月1日~2月末:10:00~16:00(16時半閉門)
京都市東山区大和大路通四条下る小松町
建仁寺の詳細はこちら
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