兵庫県の須磨浦公園駅すぐから登ることができる六甲縦走の一部、須磨アルプスコース。
須磨の山々を尾根沿いにコースがあり、標高300メートルほどの山を登ったり、下ったりしながら進むコースはアップダウンの差は少しあるものの初心者にも比較的登りやすいコースです。
という私も阪神間で初めて行ったコースがここ須磨アルプスです。
須磨アルプスのいい所は目の前に広がるオーシャンビューを眺めながら登ることが出来るので景色も楽しみながらハイキングを楽しむことができます。
低い山といえど須磨アルプスの馬の背は足元が滑りやすくスリリングな場所なので最低限ハイキングシューズで行くことをおすすめします。
今回は須磨アルプスの馬の背までのルートマップと所要時間、行き方をご紹介したいと思います。
須磨アルプスの行き方・アクセス方法
須磨アルプスの行き方は山陽電車の「須磨浦公園駅」から鉢伏山を登ってから行きます。
須磨浦公園駅までの行き方は三宮からだと阪神電車で特急で須磨駅まで行き、須磨で普通に乗換えます。三宮からだと約30分ほどで須磨浦公園駅までいけます。
神戸三宮駅
↓ 特急
山陽須磨
↓ 普通
須磨浦公園駅
↓ ハイキング
須磨アルプス
須磨アルプスの難易度は?
須磨アルプスの難易度は高い山でも標高は270メートルくらいなので標高だけで見ると難易度的には簡単です。
でも鉢伏山や横尾山を登ったり下りたりするから合計すると結構しんどいし、馬の背があるエリアは足元も滑りやすいから初心者でも大丈夫だけど、初心者用の登山としては「中級クラス」になります。
装備は動きやすい服装と足元はハイキングシューズがおすすめです。
須磨アルプスの馬の背ルートマップと所要時間
距離にして大体7キロくらいで所要時間にすると約4~5時間ほどです。かな~りゆっくり歩いて途中で休憩もいっぱい入れた時の所要時間です。
普通のペースで歩くとスタートの須磨浦公園駅からゴールの妙法寺駅までの所要時間は約3~4時間です。
ルートはこんな感じです。
↓ 40分
鉢伏山
↓ 30分
おらが茶屋
↓ 5分
高倉台
↓ 10分
横尾山手前の階段
↓ 50分
横尾山
↓ 20分
馬の瀬
↓ 10分
東山
↓ 30分
妙法寺駅
須磨浦公園駅を降りると目の前に広がるのは瀬戸内海!駅を出てすぐ右手にロープウェイの乗り場がありますが、その道を道なり先に進みます。
桜の季節に行くと満開の桜も楽しみながらハイキングができます。ロープウェイに乗りたい誘惑に負けないように進みましょう!
山陽電車の須磨浦公園駅です。
須磨アルプスで最初に目指すのは鉢伏山の頂上!
ここ鉢伏山の山頂までは階段が整備され歩きやすいコースです。でも30分ほどひたすら登り階段が続きます。
ちょっと登ると眼下には瀬戸内海が。桜もキレイですね!
もう少し登ると少し開けた場所があります。右手に明石海峡大橋と淡路島がみえます、
これは鉢伏山山頂からの景色。関西でも有名な須磨海水浴場が右手に見えます。
鉢伏山は標高260メートル。広場になっていてトイレもあるのでちょっと休憩もできます。
旗振茶屋手前の旗振山頂。旗振茶屋にはドリンクや食べ物のメニューもあるので開いてたら休憩もできます。
旗振山頂から見える須磨海水浴場の風景。絶景ですね~。
そしてここからの道はしばらくは階段もなく歩きやすいハイキングコースが続きます。木漏れ日の中、リラックスして歩くことができます。
この鉄拐山へ上ります。ここから先は少し階段キツイです!
まだ最初の方は登りやすいけど山頂近くはけっこうしんどいです!
鉄拐山をすぎてここはおらが茶屋手前の広場。ここおらが茶屋は癒しところでカレーが好評な休憩場所。
その上の展望台からの景色も絶景です!
いよいよ須磨アルプスの馬の背へ!
おらが茶屋からは階段を下り高倉台のニュータウン内(スーパーとかあります)を少し歩いていよいよ目指すは横尾山の須磨アルプス・馬の背です!
そしてこの須磨アルプスでの最大の難関、ひたすら続くのぼり階段。
300段ほどあってここは流石に凹むので所々にあるベンチで休みながらゆっくり行きましょう。須磨アルプスの何がしんどいかって、結構アップダウンが激しいんですよね。
一つ一つの山は200~300メートルくらいだけど登っては下って、また登ってを繰り返すから結構ハードです。
階段を上りきってしばらく行った所からの振りかえると、右手に今まで歩いてきた旗振山がみえます。あそこからここまで歩いてきたんだって本当にびっくりします。人間って結構歩けるもんですね。
横尾山から先は序所に道が険しくなってきます。滑りやすいから足元には気をつけて下さいね。
左手の細い岩の間を行きます。
今までのルートとは全然違う厳しいコースだけど、一歩一歩ゆっくり足元を確かめていけば大丈夫!
焦らずゆっくりと行きましょう。怪我だけはしないようにね。
特に小さい石がある上り坂は滑りやすいからハイキングシューズがあると歩きやすいし、安全です。コンバースとかだとめっちゃ滑ります・・・。
初めて何も知らずに登った時はコンバースで行ってめっちゃ滑って危なかったです。
そして見えてくるのがここ須磨アルプスの最大のポイント「馬の背」。
尾根沿いを歩くんですけど落ちないように本当に気をつけて歩きましょうね!ここだけ見ると別世界に見える。
ここを通る時、ホントにスリリング!一歩一歩確かめながらゆっくりすすみます。
今来た道を振り返ってみると、こんなすごい道を通ったんですねー。
どこの秘境まで行ったのかと思うくらいの景色ですが、大阪からでも普通に電車でいける場所にある須磨アルプス、これからハイキングにはもってこいの季節なのでおすすめです!
須磨アルプスの駐車場は?
須磨アルプスの最寄り駅「須磨浦公園駅」がある須磨浦公園には駐車場も完備されています。
約220台くらい収納可能な大きさですけど週末は満車になることもあるから早めに到着したほうがいいですね。
でも須磨アルプスで馬の背を目指すならゴールは妙法寺駅や板宿駅になるからまた須磨浦公園まで戻ってくるはめになります。
須磨アルプスの馬の背のコースを目指す場合は電車で行くほうがおすすめです!
須磨アルプスの後に日帰り温泉って行ける?
登山・ハイキングの後に日帰り温泉って最高ですよね。
今回ご紹介した須磨アルプス馬の背ルートで妙法寺駅に降りるルートだと妙法寺駅から送迎バスが出ている日帰り温泉の施設「天然温泉チムジルバンスパ神戸」がおすすめです。
妙法寺からの送迎バスは10:40、13:40、15:40、18:40の1日4本。10分ほどで着きますよ。
板宿駅からも送迎バスが出てるから東山から板宿駅に抜けるルートでも日帰り温泉に行くことができますよ。板宿駅からも1日4本でてて15分ほどで着きます。
天然温泉に岩盤浴、食事処と揃ってるから午前中に須磨アルプス馬の背コースを行って、午後から日帰り温泉でゆっくりなんていいですよね。
須磨アルプスでおすすめのカフェ&お店
おらが茶屋
高倉山にあるおらが茶屋。ハイカー憩いの場所で休憩にもおすすめです。
おらが茶屋以降はゴールの駅までトイレがないからここが最後のトイレ地点になりますよ。
ブリッジテラス大蔵
電車でさらに西に方面ですが、朝霧駅目の前にある手ぶらで楽しめるバーベキューレストラン。目の前に明石海峡大橋を眺めることができる絶景のBBQですね。季節がいい時期は最高です!
トゥース トゥース シー サイド カフェ
須磨浦公園駅目の前にあるおしゃれなカフェ「Tooth Tooth Sea Side Cafe」。トゥースは神戸では有名なカフェでここのタルトが美味しいんです!
須磨方面からスタートする場合はハイキング前のランチやスイーツにおすすめ!モチベーションアップのためにも♪
すぎな農園
板宿駅近くにある地元で採れるオーガニック野菜や玄米をメインにしたカラダに優しいメニューが楽しめる「すぎな農園」。
板宿駅をゴールにするとこちらでランチが楽しめますね。
マザーバスケット 横尾店
妙法寺駅近くのパン屋さん「マザーバスケット」。バターの風味がしっかりときいたサクサク食感のクロワッサンがおすすめ!
妙法寺方面からスタートしたらここでパンかって山頂でランチにいいですね。
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