伊勢神宮には内宮、外宮、別宮と合わせて7種類の御朱印があります。
内宮、外宮、月読宮、倭姫宮、月夜見宮は伊勢神宮内宮・外宮から近いので御朱印もいただきやすいのですが、瀧原宮と伊雑宮は伊勢神宮から離れた場所にあるので電車やバスで行かれる際には少し注意も必要です。
また「伊勢神宮 御朱印 ひどい」とか「伊勢神宮 御朱印 断られる」ってちょっと不安になるキーワードが出てくるんですけど、今まで伊勢神宮には4回参拝しに行ったことがあるんですけど断られたことはないので安心してください。
でももらい方にはちょっと注意点とかもあるので今回の記事を参考にして伊勢神宮の御朱印を頂きに参拝に行ってみてくださいね。
今回は伊勢神宮の御朱印ご紹介したいと思います。
伊勢神宮の御朱印ってひどい?しょぼい?
伊勢神宮の御朱印って「ひどい」とか「しょぼい」って検索で出てくるけど、伊勢神宮の御朱印は朱印と日付のめちゃくちゃシンプルな御朱印です。
だからといって「ひどい」とか「しょぼい」ってことはないです。
確かに最近人気の絵がデザインされた御朱印やカラフルな御朱印と比べると、伊勢神宮の御朱印は物足りなく感じるかもしれません。
でも御朱印って元々は「参拝の証」として御朱印帳に頂くものなのと、古くからの習わしでは「印」と「日付」だけの簡単なものが御朱印となっているのでシンプルイズベストということです。
そのことは伊勢神宮の公式サイトにも書かれています。
伊勢神宮の御朱印って拒否とか断られることはある?
伊勢神宮の御朱印をもらおうとしたけど、御朱印帳がないと断られることはあるの?と不安になるかもしれません。
伊勢神宮では「書置き」の御朱印がない場合があります。
一時期は書置きの御朱印も渡していた時もあったんですけど、通常は御朱印帳に直接書いていただきます。
なので伊勢神宮で御朱印を頂く場合は御朱印帳をお忘れなくです!
ちなみに伊勢神宮では御朱印帳も購入できるので忘れても大丈夫です。
また伊勢神宮って格式高い神社だからお寺の御朱印が混ざってると拒否されるかも?って思うかもしれないんですけど、これは大丈夫です。
私自身も御朱印を集め始めた最初の頃は神社とお寺と別々の御朱印に分けていたんですけど、2冊持ち歩くのは結構大変で途中からめんどくさくなってしまったので、現在は神社もお寺も同じ御朱印に書いていただいています。
一部の厳しい神社やお寺では断られることもあるけど、そういう神社やお寺は本当に珍しいと思います。
でも伊勢神宮に関しては、御朱印帳を持っていけば断られるということはないので安心してくださいね!
伊勢神宮の御朱印のもらい方は?
伊勢神宮の御朱印のもらい方は、書いていただきたいページを開いてから「こちらのページに御朱印をお願いします」と伝えるとスムーズに書いていただけます。
御朱印帳を開かずに渡すのはあまりおすすめしません。
どこに御朱印を書けばいいのか書き手の方が迷われてしまうので、わかりやすいように御朱印帳を開いて、開いたページの右か左か書いていただきたいページを指さしてお伝えするとわかりやすいと思います。
またこれは伊勢神宮の御朱印あるあるなんですけど、伊勢神宮の内宮の御朱印って1ページ目に欲しいですよね。
でも伊勢神宮って外宮を最初に参拝してから内宮に行くので、何も言わずに御朱印帳を渡すと1ページ目に外宮の御朱印、2ページ目に内宮の御朱印となってしまうことがあります。
その場合は外宮では「内宮の御朱印を1ページ目に書いていただきたいので2ページ目に書いていただけますか?」と伝えると大丈夫です。
でも御朱印の順番って特に関係ないので気にしないでいいと思いますよ♪
伊勢神宮の御朱印ってなんて書いてあるの?
伊勢神宮で御朱印を書いて頂いたんだけど、文字が象形文字??みたいで難しくって読めなくないですか?
伊勢神宮の御朱印は篆書体 (てんしょたい)の文字で書かれていて、例えば内宮の御朱印は「内宮之印」と書かれています。
7社の御朱印にはそれぞれ神社の名前と最後に「印」と書かれています。
・外宮之印
・月讀宮印
・月夜見宮印
・倭姫宮印
・伊雜宮印
・瀧原宮印
「印」の文字が象形文字っぽくて「何だろう?」って思っちゃいますよね。
あと内宮と外宮はそれぞれデザインのバランスを取って「之」もはいってますね。
伊勢神宮の御朱印はシンプルな7種類!
伊勢神宮には7種類の御朱印があります。
・外宮 (伊勢市駅徒歩10分)
・月読宮 (五十鈴川駅徒歩8分)
・瀧原宮 (松阪駅からバス1時間20分。一番の難関!)
・伊雑宮 (内宮からバスか電車で約1時間)
・倭姫宮 (宇治山田駅徒歩20分)
・月夜見宮 (伊勢市駅徒歩6分)
それぞれの場所と行き方をご紹介していきますね。
内宮
伊勢神宮のメインといえば内宮。内宮の御朱印は「神楽殿」で頂くことができます。御朱印は参拝後に頂くようにしましょうね。
内宮の御朱印は朝6時からいただけます。こちらの内宮の御朱印は早朝参拝に行った時にいただいたものです。
伊勢神宮は朝何時から?日の出スポットや早朝の混雑は?内宮へ早朝参拝に行って来た!
冬だったので外はまだ月が出てるくらい真っ暗の中頂いて来ました。
内宮へのアクセス方法は「五十鈴川駅」からバスで5分、内宮前バス停で降ります。
↓ バス6分
内宮前バス停
↓ 徒歩2分
伊勢神宮内宮(宇治橋鳥居)
外宮を先に参拝される場合は、外宮前から内宮前へ行くバスで約25分ほどです。
↓ バス約25分
内宮前
外宮
外宮の御朱印も内宮と同じで「神楽殿」で頂くことができます。
外宮へのアクセス方法は「伊勢市駅」から徒歩10分。
↓ 徒歩10分
伊勢神宮外宮
大阪から伊勢神宮へ行かれる方はこちらのアクセス記事も参考にしてみてくださいね。
大阪から近鉄電車で伊勢神宮のアクセスと外宮内宮のバスでの移動方法!
月讀宮
五十鈴川駅から徒歩7分に位置する「月讀宮」。
月讀宮は伊勢神宮内宮に祀られている天照大御神の弟の月読尊を祀っている神社。天照大御神が太陽の神様であるのに対して、月読尊は月の神様。
天照大御神にはもう1人の弟スサノオノミコトがいますが、古事記の中ではこの2人の神様の存在は大きいのですが、月読尊はあまり出てこない神様なので貴重な神様です。
↓ 徒歩7分
月讀宮
瀧原宮
この投稿をInstagramで見る
滝原駅から徒歩20分に位置する「瀧原宮」。
瀧原宮は電車やバスでいかれる場合、伊勢神宮の御朱印巡りの中でも一番の難関になりますね。
というのも最寄り駅の滝原駅を走る紀伊本線の電車の数が少なく、また松坂駅から瀧原宮前のバス停へ行くバスの本数も1日4本くらいと少ないです。
なので瀧原宮へ行かれる際には電車やバスの時刻はしっかり調べてから行かれることをおすすめします。
↓ 新宮行 約1時間10分
滝原駅
↓ 徒歩20分
滝原宮
↓ 56松阪熊野線バス 1時間20分
滝原宮前バス停
↓ 徒歩3分
滝原宮
伊雑宮
上之郷駅から徒歩3分に位置する内宮の別宮「伊雑宮」。
瀧原宮と同じで伊勢神宮からは結構離れた場所に位置しているから、電車で行かれる際には電車の時刻表をしっかりと調べてから行かれることをおすすめします。
伊勢神宮の内宮がある「五十鈴川駅」から行かれる場合は、賢島行きの電車に乗って上之郷駅まで約40分。
↓ 賢島行き 40分
上之郷駅
↓ 徒歩2分
伊雑宮
上之郷駅は無人駅なので、ICカードの場合は駅ホームにあるICカードリーダーにタッチ。切符の場合は電車内の運賃箱に入れます。
倭姫宮
この投稿をInstagramで見る
宇治山田駅から徒歩20分に位置する「倭姫宮」。
倭姫宮は内宮の別宮でお祀りしている神様は倭姫命(やまとひめのみこと)です。
月夜見宮
外宮の最寄り駅「伊勢市駅」から徒歩6分に位置する「月夜見宮」。
↓ 徒歩6分
月夜見宮
内宮近くにある「月讀宮」と同じ神様を祀っている「月夜見宮」。
月夜見宮は外宮の別見やで、最寄り駅から近いにも関わらず緑も多く、静かな雰囲気の中参拝することができます。
伊勢神宮の御朱印は値段はいくら?
伊勢神宮の御朱印の値段は300円です。
伊勢神宮の御朱印でのもらい方は御朱印を書いて頂くページを開けてから書き手の方に「御朱印お願いします」とお伝えしましょう。
伊勢神宮の御朱印はいつ行っても行列が出来てるだけに、時間がかからないように手際よく御朱印を書いて頂くページを開いてから御朱印帳を渡すとスムーズにいくからおすすめです。
あと小銭で300円ちょうど用意してるとよりスムーズです♪
また御朱印を書いていただいた後は「ありがとうございました」の一言も忘れないようにしましょうね♪
伊勢神宮内宮の御朱印の受付時間と場所は?
伊勢神宮内宮の御朱印の受付時間は朝の6時から参拝停止時間まで頂くことができます。
参拝停止時間は1月から4月、9月が18時まで、5月から8月までは19時まで、10月から12月は17時までです。
伊勢神宮の御朱印が頂ける場所は「神楽殿」になります。
伊勢神宮内宮の御朱印帳の売り場は?
伊勢神宮内宮の御朱印帳の売り場は御朱印が頂ける場所とはちょっと離れた場所にあります。
御朱印が頂ける場所はは「神楽殿」ですが、御朱印帳の売り場は「参集殿」になります。
参集殿授与所の受付時間は御朱印の時間と違うので、伊勢神宮で御朱印帳を買って御朱印を最初の1ページ目に頂く場合は時間には気をつけてくださいね。
伊勢神宮の御朱印帳は日本の伝統工芸の蒔絵を施した御朱印帳があります。蒔絵のオシャレな御朱印帳は黒、赤、紺の3種類。蒔絵の御朱印帳は2000円。
蒔絵の御朱印帳以外にも西陣織の御朱印帳もあります。西陣織の御朱印帳は水色とピンクの2種類で1500円。西陣織のピンクの御朱印帳可愛かったですよ(^^)
でもせっかくの伊勢神宮の御朱印帳なのでちょっと奮発して高い蒔絵を買ってみました♪
蒔絵の御朱印帳は高級感もあっておすすめです。
内宮の御朱印帳を売ってる場所の参集殿授与所では休憩所にもなってて無料のお茶も頂くことができます。
伊勢神宮は境内が広いので参集殿で休憩されるといいですよ。
正式参拝するなら二見興玉神社と金剛證寺の2種類も!
伊勢神宮の御朱印は7種類なんですけど、伊勢神宮へ正式参拝するなら「二見興玉神社」と「金剛證寺」の御朱印巡りもおすすめです。
伊勢神宮の正式参拝の順序は
↓
外宮
↓
内宮
↓
金剛證寺
となっているので時間に余裕のある方は一度、この参拝方法でも参拝してみてくださいね。
二見興玉神社
二見浦駅から徒歩15分に位置する二見興玉神社。二見興玉神社といえば夫婦岩も有名です。
伊勢神宮外宮の最寄り駅「伊勢市駅」から二見浦駅までは電車で約10分ほどです。
金剛證寺
朝熊山の山頂に位置する「金剛證寺」。
金剛證寺は伊勢神宮の鬼門に位置していて昔からお伊勢参りの最後にお参りする場所になっています。
ただ金剛證寺に行くには車かバスなんですけど、バスだと土日しか運行していないので金剛證寺に行かれる際には行く曜日も気をつけてくださいね。
伊勢神宮内宮から行かれる場合は、内宮から10分ほど歩いた場所の浦田町バス停から金剛證寺へ行くバスに乗ることができます。
浦田町バス停はおはらい町通りを抜けた先にあります。
伊勢神宮近くの猿田彦神社
内宮に祀られている天照大神と大きな関係がある神社「猿田彦神社」。
猿田彦神社の御朱印の時間や石柱を触る順番は?パワースポットへ行って来た!
猿田彦神社に祀られている神様「猿田彦命」は天照大神の孫のニニギノミコトが天孫降臨した時に道案内をされた神様です。
猿田彦神社への行き方は伊勢神宮内宮から歩いて約20分ほどです。
おはらい町通りを歩いて行くと観光も楽しみながら行けるからおすすめです♪
まとめ
伊勢神宮の御朱印には
・外宮
・月読宮
・瀧原宮
・伊雑宮
・倭姫宮
・月夜見宮
の7種類の御朱印があります。
伊勢神宮内宮では御朱印が頂ける場所の「神楽殿」と御朱印帳を売ってる場所の「参集殿」は少し離れているし、受付時間も違うので御朱印帳を買って御朱印を頂く場合には時間に少し気をつけてくださいね。
あと、瀧原宮と伊雑宮の2ヶ所は伊勢神宮から遠く離れているし、特に瀧原宮は電車やバスの本数が少ないから電車やバスの時刻表には気をつけてから行かれることをおすすめします。
内宮近くの猿田彦神社でも御朱印が頂けるので合わせて参拝してみてくださいね!
御朱印とは少し離しがそれますが、伊勢神宮といえば合わせて立ち寄りたいのが「おかげ横丁」。おかげ横丁では美味しいグルメの食べ歩きが出来るから是非伊勢神宮へ行かれた際には行ってみてくださいね!
▽こちらもどうぞ
・【鳥羽国際ホテル宿泊記】朝食バイキングの種類が豊富で夕食も美味しく食事が美味しいホテル!
・【伊勢神宮1泊2日モデルコース】 女子旅におすすめの車なしで巡る3つの満喫プラン!
・伊勢神宮外宮近くの「中むら」でランチと内宮おかげ横丁で食べ歩き!