
京都観光で人気のスポット「二条城」。
行ってみたいけど、「あまり時間が取れなくて…」という方もいますよね。
実は二条城、見どころを押さえれば最短1時間でもしっかり楽しめます♪
歴史ある建物や庭園をサクッと巡れるルートを知っておけば、忙しい旅のスキマ時間でも大満足できますよ!
この記事では短時間で効率よく回るコツやおすすめコースを、分かりやすくご紹介します。
「時間がなくても京都らしさを味わいたい!」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
二条城の所要時間の目安と概要

所要時間の目安
二条城を観光する際にまず気になるのが「どのくらい時間がかかるのか?」という点ですよね。
まず結論から言うと、最短で約1時間、じっくり見て回るなら2~2.5時間が平均的な所要時間です。
ここでは公式が紹介しているモデルコースをもとに、最短ルートでの所要時間をわかりやすくご紹介しますね!
公式モデルコース(1時間・2時間・2.5時間)
二条城の公式サイトによると、観覧コースは主に次の3パターンがあります。
| コース | 所要時間の目安 | 主な見どころ |
|---|---|---|
| 1時間コース | 約60分 | 唐門 → 二の丸御殿 → 二の丸庭園 → 清流園 |
| 2時間コース | 約120分 | 上記+本丸御殿跡・天守台・堀周辺 |
| 2.5時間コース | 約150分 | 上記すべて+展示・茶室・庭園散策 |
最短の所要時間で回るなら「唐門⇒二の丸御殿⇒二の丸庭園〜清流園」の順ですね。
このルートであれば歩行距離は約1km前後、途中で写真を撮りながらでも1時間以内に収まります。
「もう少し余裕をもって楽しみたい」という方は、1時間半〜2時間を目安にしてみてください。
特に二の丸御殿内部は見どころが多く、襖絵や天井の装飾など、細部まで観察するとあっという間に時間が経ちます。
二条城の世界遺産としての魅力
二条城は、1603年に徳川家康が築いた京都の代表的な城で、将軍上洛の宿泊所として使われました。
江戸幕府の始まりと終わりを象徴する「大政奉還」の舞台としても知られています。
城内には国宝の二の丸御殿や優美な庭園があり、狩野派の障壁画やうぐいす張りの廊下など見どころが満載!
1994年には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録され、日本の歴史と美が息づく貴重な場所です。
開城時間・チケット情報(予約・料金)
観光の際にチェックしておきたいのが開城時間とチケット情報。
特に「最短1時間で回りたい」という方は、開城直後または閉城前の時間帯を狙うと効率的です。
• 休城日: 12月29日〜31日(年末年始)
※二の丸御殿観覧休止日
毎年1月・7月・8月・12月の毎週火曜日(火曜日が休日の場合は観覧、翌日観覧休止)、12月26日~28日、1月1日~3日
※本丸御殿観覧休止日
毎月第3月曜日(月曜日が休日の場合は観覧可)及びその翌日、12月26日~28日、1月1日~3日
| 一般 | 中高生 | 小学生 | |
|---|---|---|---|
| 入城券 | 800円 | 400円 | 300円 |
| 入城券+二の丸御殿観覧券 | 1,300円 | 400円 | 300円 |
| 本丸御殿観覧券 【要事前予約】 (入城券は別途必要) |
1,000円 | 300円 | 200円 |
二条城のアクセス方法

京都駅からの地下鉄での行き方
京都市営地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩すぐ。
改札を出ると、目の前に二条城の正門「東大手門」があります。
↓ 地下鉄烏丸線 5分
烏丸御池駅
↓ 地下鉄東西線 2分
二条城前駅
↓ 徒歩すぐ
二条城
京都駅からバスでの行き方
京都駅から市バス9系統または50系統で「二条城前」下車(所要約15〜20分)。
京都の市バスは観光客にも分かりやすく、運賃は均一(230円)です。
↓ バス9系統・50系統 約16分
二条城前バス艇
↓ 徒歩すぐ
二条城
二条城を最短で回る1時間モデルコース

短時間でも二条城をしっかり満喫したい方のために、ここでは実際に私が行った最短1時間で巡るルートを見どころも含めて紹介します。
おすすめのカフェも紹介しているので参考にしてみてくださいね!
最短でも外せない見どころとルート
所要時間最短1時間で実際に私が巡ったルートはこんな感じです。
1時間でもサクッと回るとカフェも楽しめます♪
唐門

東大手門から入場すると、まず目に飛び込んでくるのが唐門(からもん)。豪華絢爛な装飾と金箔がまぶしい門で、二条城の「顔」といえる存在です。
細部まで彫刻が施され、龍や鳳凰の彫り物がまるで動き出しそうな迫力!
ここは写真スポットとしても大人気で、開城直後は比較的人が少なく撮影しやすいですよ。
二の丸御殿

唐門をくぐると、国宝・二の丸御殿が現れます。
ここは徳川将軍が京都滞在時に使用した建物で、1603年に徳川家康が朝廷と謁見した場所として知られています。
廊下はうぐいす張りで出来ているので、歩くとキュッキュッと音がするので侵入者を知らせる優れた防犯機能付き。板が古くなってるってことじゃないですよ(笑)
狩野派の絵師たちによる金箔障壁画も必見で、特に「松鷹図」や「竹林群虎図」は圧倒される美しさです。
二の丸庭園

御殿を出ると、目の前に広がるのが二の丸庭園。池泉回遊式の庭園で、池に映る建物と緑が美しい日本庭園です。
江戸初期に小堀遠州が設計したといわれ、庭石の配置や池の形に計算された美が詰まっています。
春は桜、秋は紅葉が見事で季節ごとに違った風情を楽しめます♪
清流園

最後に立ち寄りたいのが清流園。
二条城の中では比較的新しい庭園で、昭和期に作庭されました。和の風景が心を落ち着かせてくれます。
時間があれば、園内の茶室「清流亭」で抹茶をいただくのもおすすめ。ここで一息つけば、観光の疲れも癒やされますよ。
二条城の静かな茶房でのカフェもおすすめ!

二条城内にあるとっても雰囲気がいい茶室にある「茶房前田」。
落ち着いた雰囲気の中、美味しいケーキをいただくことができました♪二条城を散策してちょっと疲れた時の休憩にもピッタリ♪

ふわっふわで美味しい抹茶のシフォンケーキ
ゆっくりまったり過ごすことができました♪もし時間があったら是非立ち寄ってみてくださいね!
茶房 前田
元離宮二条城内 清流園 和楽庵
茶房 前田の公式サイトはこちら
時短テク(混雑を避ける時間帯・入場のコツ)
せっかくの観光も、人混みで疲れてしまってはもったいないですよね。
そこで、最短で快適に回るための時短テクを紹介します。
①入場は朝イチがベスト!
二条城は午前8時45分開城。9〜10時台がもっとも空いており、唐門や二の丸御殿の撮影がスムーズです。
②チケットはオンライン購入を活用!
当日券売り場は混雑することがあるため、事前予約がおすすめ。公式サイトから電子チケットが購入できます。
③見どころを「外回り」から攻める
多くの人がまず二の丸御殿に集中するため、先に庭園側へ回るのも効率的。
人の流れを逆にたどると、静かに観覧できますよ。
④大きい荷物はコインロッカーに預ける
二条城券発売所(東大手門横)と大休憩所内(城内)の2か所にコインロッカーがあります。
城内は意外と広いので、荷物を預けた方が見学するのがグッと楽になって疲れにくくなるのでおすすめです。
目的別おすすめプラン

観光スタイルや滞在時間によって、最適なルートは変わります。
ここでは目的別に、二条城を楽しむ3つのプランを紹介します。
時間がない方向け(最短60分)
出張や京都観光の合間に立ち寄りたい方には、最短1時間以内プランがおすすめ!
「唐門 → 二の丸御殿 → 二の丸庭園」だけを巡るシンプルなルートです。
途中で写真を撮っても60分以内に収まるので、タイトなスケジュールでも十分楽しめます。
写真・建築を楽しむ方向け
フォトスポットを重視するなら、建築のディテールに注目!

唐門の彫刻や二の丸御殿の屋根瓦、庭園の石橋など撮影ポイントが豊富なんです♪お城好きにはたまりませんね。
建築美と自然光のコントラストを楽しんでください。
家族・子連れ向け(ゆったり90分コース)
小さなお子さんや家族旅行なら、無理せず1時間半~2時間が目安ですね。
途中のベンチで休憩を取りながら、庭園や展示室をゆっくり見て回りましょう。
トイレや授乳室も整備されているので、安心して観光できます。
本丸御殿の予約と注意点【所要時間2時間コース】
観覧予約の手順と時間厳守のポイント
二条城の本丸御殿の観覧には、事前のWEBチケット予約が必要です。
公式サイトからオンライン予約が可能です。
予約時間に遅れると入場できないこともあるので、時間には余裕をもって訪れましょう!
遅刻しそうなときの最短ルートと対処法
もし入場時間に遅れそうな場合は、「東大手門→唐門→本丸方面」の最短ルートを最優先に進みましょう。
案内表示があるので迷うことはありません。
係員に予約画面を提示すれば、スムーズに入場案内してもらえます。
季節・混雑による所要時間の違い
桜・紅葉シーズンの混雑傾向
春は約300本の桜が咲き誇り、「二条城桜まつり」が開催されます。
夜間ライトアップも人気で、昼間の約2倍ほど混み合うこともあります。
なのでこの時期は、通常より所要時間をプラス30分ほど見ておかれた方がいいですね。
秋は紅葉が見頃で庭園が赤と金色に染まり、幻想的な雰囲気に包まれます。
早朝や平日なら比較的ゆっくり見られるので、観光のピークを避けたい方はその時間帯を狙ってみてくださいね。
平日・朝イチ・閉門前のおすすめ時間帯
私の経験上、混雑を避けたいなら平日の朝8:45〜10:00がベスト!
やっぱり、朝早い時間帯は人が少ないのでスムーズに観光できます。
逆に閉門前の15時50分頃も穴場です。
夕方は観光ツアー客が減るので、静かに散策したい方におすすめの時間帯です。
二条城をより深く楽しむ豆知識

江戸幕府と二条城の歴史的背景
二条城は徳川家康が1603年に築城した後、3代将軍家光の代に改修されました。
1867年には15代将軍徳川慶喜が大政奉還を行い、約260年にわたる江戸幕府の歴史を締めくくった有名な場所ですね。
つまり、「江戸時代の始まりと終わり」を見届けた唯一のお城なんです。
国宝・重要文化財としての価値
二の丸御殿は国宝に指定されており、障壁画・欄間彫刻・建築構造のいずれも高い文化的価値を持ちます。
また、城全体が世界遺産として登録されていて、日本の政治・美術・建築の融合を体現する貴重な文化遺産です。
まとめ:二条城は最短1時間でも楽しめる!

二条城は広大な敷地を持ちながらも、最短1時間でも見どころを満喫できる観光地です。
短時間でも唐門や二の丸御殿、庭園の美しさをしっかり堪能できますよ!
実際に私も1時間ほどで見どころは十分楽しめました♪
ポイントとしては、
• 所要時間は最短約1時間、ゆっくり見たいなら2時間前後
• 朝イチまたは閉門前が混雑回避のベストタイム
• 唐門〜二の丸御殿〜庭園〜清流園の順で回ると効率的
• 休日や混雑シーズンのチケットはオンラインで事前購入が便利
限られた時間でも、二条城の魅力をたっぷり感じられます。
京都観光のスケジュールに合わせて、二条城を楽しんでくださいね!
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