忘れもしない2014年12月17日。その日私は生まれて初めてドコモの株を買いました。もうそれはドキドキの連続。買い方も売り方もわからない状態で、でも実際に始めてみないと売り買いを覚えることも出来ないし。
色々な本を読んでそこから10万円台で買える株を選び、会社四季報を見て選んだ2つの銘柄のドコモと楽天で迷った結果、自己資本比率の高かったドコモを成行で購入。
成行注文とは指値注文とは違いその時の板情報に出ている金額で即買う注文のことです。この時はまだ指値注文がどんなものなのかわからずとりあえず成行で購入。買った後はドキドキが止まりませんでした。(下がってマイナスになるかも?のドキドキと初めて株を買った!というドキドキ)。
それから約2年が経ちましたが売買の回数も少ないのでまだまだ利益も少ないのですが(勉強してもまだまだヘタなので2016年はマイナス利益をだしました。汗)、これから株式投資や投資信託を始めてみようと思ってる方に、私が実際に読んで勉強になったと思う本をご紹介したいと思います。
株式投資におすすめの本
はじめての株1年生 竹内弘樹
イラストがあるので初心者にもわかりやすくていい本!株式投資の基礎を勉強することができるので最初の1冊におすすめです。
儲かる株・成長する株を自分で見つけられるようになる本 竹内弘樹
これはちょっと株式投資の売買をかじったり、株をちょっとやっててずっと画面をみるんじゃなくてもうちょっとゆとりをもったバリュー投資の方法について書かれている本です。
会社四季報の見方や損益計算書、貸借対照表などの財務諸表などわかりやすく書かれています。普段なら頭が痛くなる話なのですが、株を買うとなるとここらへんも少しは理解していると後々に役に立つと思います。
短期トレードで株価の値上がりを狙う投資方法の場合は必要ないかも?
チャート分析の授業 小次郎講師
これも主人公の女の子のイラストと共に説明されているので、投資を始めたい初心者におすすめのわかりやすい本。
はじめての株1年生と違う所はチャート分析の方法も書かれているので一歩踏み込んだ内容になっていると思います。
チャート分析ができるようになると株式投資だけでなくFXにも使えるので便利。株だけの場合でも為替相場の動きも大切なのでチャート分析は本当に勉強したほうがいいですね。
真・トレーダーズバイブル 小次郎講師
先ほどの「チャート分析の授業」をさらに深堀した内容の本。チャート分析だけでなく資金管理やリスク管理と株式投資で大幅な損失を防ぐ手段の説明も書かれています。
でもやっぱり醍醐味は移動平均線大循環分析と大循環MACD。私は今中長期投資なのですが、基本この移動平均線とMACDを見ながら売買をしています。このチャートを読むか読まないかでは買う時のドキドキ度が全然違います。といってもまだまだ取引回数が低いので勝率は低いのですが・・・。
相場の21の心得集 矢口新
これも小次郎講師どうよう投資の学校の先生が出してる本。テクニックとか基礎的なことが書かれているんじゃなくて、今後長い投資生活での心得がまとめられた本ですね。
株は技術だ! 相場師朗
長期投資じゃなく中短期とうしにおすすめの手法のうねり取り。上昇相場だけで利益をとるんじゃなくて空売りで下げ相場でも利益をとる、両方で利益とっちゃえ的な手法に役立つ本。
この人の手法をYouTubeとかでも見たけどなかなか真似できそうにないです。なので初心者には難しいと思うけど、これからの時代上昇相場がずっと続くとも限らないので空売りもできるようになっておきたいのである程度株取引をしてなれた頃に読むとおすすめ。といっても私自身空売りの仕組みは理解できたけど、売買はしたことがありません。。早く慣れなきゃ。
最後4冊紹介した本はいずれも投資の学校で先生をしている方が出された本です。投資の学校では2015年からオンラインで授業も受けていたので株式投資についての理解もある程度できるようになりました。
会社四季報 東洋経済
そして株のバイブルといえば東洋経済から出てる会社四季報。日本の会社四季報も最初の頃は買ってよんでましたが、最近はチャート分析ばっかり。
この米国株の会社四季報は口座を持っているマネックス証券で時々プレゼントされてて応募したら結構高い確率であたるので米国株をする人におすすめ。
投資信託におすすめの本
投資信託はこの9本から選びなさい 中野 晴啓
セゾン投信の社長さん中野さんの本。9本かから選べるような事を書いていますが、最初の方は投資信託のしくみや買い方など初歩的な部分が書かれています。
この本は本当にわかりやすい!買ってはいけない投資信託の見分け方とか、投資信託は証券会社の窓口で買うと損をする理由など色々。
そしておすすめの投資信託9本ですが、私も何本か保有しています。その中の1種類が著者が社長を勤めるセゾン投信。本を書くなら自社の製品をすすめないわけはないので営業も兼ねているのは当然ですよね。
でも色々と参考になるのでおすすめです。
マイナス金利にも負けない究極の分散投資術 朝倉智也
モーニングスター日本の社長さん朝倉さんの本。投資信託の商品選びの参考にもなった前読んだ本「〈新版〉投資信託選びでいちばん知りたいこと」よりもかなりアクティブなポートフォリオ。
マイナス金利時代なのでここで紹介されているポートフォリオにならざるを得ないのかもしれません。でも株の割合いが結構高いのであくまでも参考程度にですね。
投資に対しての考え方の本
ここからは株式投資の方法とか投資信託についての詳細が書かれた本ではなく、お金を貯めるのに貯金一筋よりも他にもお金を増やす方法があるよって教えてくれる本です。
この3冊は図書館で借りた本です。投資ってどんな感じなのかな?と勉強する前の入門本として参考にするのにおすすめです。
60歳までに1億円作る術 内藤忍
目的なく貯金するのではなく、何歳までにどのくらいのお金が必要なのかということを若いうちから知っておくのが必要。60歳で1億をどうやって貯めるかということが書かれている本ではないけど、資産づくりは大切なのがわかった本です。
公的年金が当てにできない世代の「自分年金」のつくりかた 方波見 寧
確定拠出年金のことについて書かれているけど、確定拠出年金のポートフォリオの組み方とかはあまり書かれていないですね。
日本人の4割が老後準備資金0円 野尻哲史
この本に掲載されている色々なデータは参考になりました!ここもやっぱり投資系で資産を増やしていくことが書かれています。
まとめ
実際に株式投資を始めてみたいけど全然買い方もわからない初心者には「数字オンチあやちゃんと学ぶ 稼げるチャート分析の授業」とか「はじめての株1年生 新・儲かるしくみ損する理由がわかる本 (アスカビジネス)」とかがおすすめ。他の本はちょっと慣れた頃に読むのがいいと思います。
投資信託は仕組みとかの勉強には「最新版 投資信託はこの9本から選びなさい―――30代でも定年後でも、積立だけで3000万円!」がおすすめで、実際に運用するとなると「マイナス金利にも負けない究極の分散投資術」がいいと思います。
投資は元本割れのリスクがある商品。
でもマイナス金利の今、そして政府はインフレを目指しているので日本円の現金だけの貯金だけだとしんどいかも。もちろん貯金も大切ですけどその内の何割か、生活に支障がでない資金での投資運用は大切だと思います!
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