京都嵐山の一つ手前にある松尾大社駅から歩いて約20分に位置する、世界文化遺産に登録されている西芳寺。
境内には約120種類以上の苔が覆い緑のじゅうたんが敷き詰められているような美しい光景から苔寺とも呼ばれています。
昔から苔の写真を撮るのが好きで屋久島や高野山など苔むしてる代表的なスポットへも撮影に出向きました。今回の苔寺は関西からアクセスも1時間ほどで行ける近距離スポット!
でも参拝するには色々予約などあるのでその詳細も含めご紹介したいと思います。
目次
西芳寺(苔寺)の予約申し込みの往復ハガキ書き方
参拝するには事前の申し込みが必要です。電話でもネット予約でもなく往復ハガキにて。
往復ハガキの書き方は往信の宛名に先方の住所を、返信の文面は空白に。
参拝希望日の1週間前までに届くように申し込みます。1週間前だとギリギリすぎるので私は3週間前ほどに申し込みしました。
実際に届いた返信ハガキはこんな感じでした。
時間は指定で午後の1時から。人数が多い日だと午前と午後に分かれるそうなのですが、基本は午後1時のようですね。
⇒西芳寺(苔寺)の予約申し込みの往復ハガキ書き方詳細はこちら
西芳寺(苔寺)へのアクセスは?
松尾大社駅から歩いて
苔寺へのアクセスは阪急「松尾大社」駅から歩いて約20分でいけます。
歩くのがしんどい場合はタクシーもありですね。でも松尾大社駅からタクシーで行かれる場合は駅前にはタクシーが常駐していないから配車してもらう必要があるかもです。
それか桂駅だとタクシーがいるから桂駅で降りてタクシー(1000円くらい)で行くのもいいかもですね。
松尾大社駅を出てすぐ左に行き信号を渡りさらに左にすすみます。すると川が見えてくるのでこの川を右に進みます。
そのまま川沿いを歩いていると右側に鈴虫寺が見えてきて橋がみえます。この橋を渡りT字路を右に。すると川沿い右側に苔寺が見えてきます。
途中の川のモミジもちょうど見頃を迎えてました。松尾大社駅からは歩いて約20分ほどですね。
途中には門前とろろそばのお店がありました。ここでランチもよさどうですね。
バスでの行き方は?
■京都駅からバスでの行き方
■阪急嵐山駅からバスでの行き方
バスで苔寺まで行かれる場合は京都駅からだと結構時間がかかる場合もあります(桜や紅葉のシーズンは京都市内は渋滞するから)。早く行きたい場合は松尾大社駅から歩いて行くか、桂駅からタクシーで行くほうがいいと思います。
参拝時間の10分前ほどにつくように行きましょう。
受付で冥加料を支払い本堂にて般若心境と座禅和讃を聴きます。写経があると思ってたのですが、受付で渡された木札にスズリと細筆が用意されているので表に願い事を、裏に氏名と住所をかきます。
西芳寺(苔寺)の庭園拝観スタート!
いよいよ苔寺の拝観です。観音堂まで全員で移動し、お庭の説明を聞きます。説明が終わると随時自由に拝観です。
観音堂からみた朝日ヶ島
庭は鎌倉式庭園で上下2段構えで上段が枯山水式、下段が池泉廻遊式庭園で中央には池があります。
どこを撮ってもふかふかの緑が美しい苔で覆われています!
風がない日だったので池への移りこみがキレイです!
写真右:潭北亭
モミジは少なく所々紅葉している感じ。でもこの庭園の厳粛な雰囲気はものすごく落ち着きます。写真を撮りながら歩いているとどんどんグループに取り残され結構最後の方になりますね。
このもこもこした苔もまた変わったコケですね。
苔の緑とモミジの黄色、コントラストがキレイですね~!
向上関近くの紅葉。太陽の光が入ってキラキラしてました。
庭園は普通にゆっくりと拝観すると約15分で周れるほどの大きさ。
参拝の所要時間は庭園と合わせて約1時間ほどでした。
西芳寺周辺ランチ
苔寺の予約が1時だったので少し早めに行って松尾大社から西芳寺に行く間にあったおしゃれなイタリアン「グランプリエ」でランチ♪
モチモチの焼きたてピッツァマルゲリータ!
苔寺へ向かう途中にある白い建物が印象的なグランプリエにて。ランチセットはサラダ、パスタ/ピザ/パニーニから1つ、ドリンクと付いて1080円。おしゃれな雰囲気でゆっくりできるのでおすすめです。