清水寺境内に胎内めぐりというのがあるのってご存知ですか?
胎内めぐりとは清水寺御本尊(千手観音菩薩)の下にある一筋の光すら入らない暗黒の空間を仏様の胎内と考え、その中に入り、暗闇の中を歩き外に出てくることで生まれかわることが出来るといわれています。
清水寺は京都で一番人気の観光スポットなんですけど、清水寺と比べると胎内めぐりはそれほど知られてはいない観光スポット。でも暗いのが苦手な人には怖いのでおすすめできないかもしれません。
今回はちょっと貴重な体験ができる随求堂の胎内めぐりについて紹介したいと思います!
清水寺胎内めぐりの料金や場所
清水寺胎内めぐりの料金は100円です。これは清水寺参拝の料金とはまた別料金になります。
胎内めぐりが出来る随求堂は仁王門の先、階段を上った突き当たりににあります。
胎内めぐりが出来る営業時間は9:00~16:00。
清水寺の拝観時間(季節にもよるけど6:00~18:00頃)より短いのでちょっと注意が必要ですね。
春や夏に行われているライトアップ時は、夜間特別拝観の時にも胎内めぐりもできます。
清水寺胎内めぐりの所要時間は?怖い?
胎内めぐりの所要時間は約5分でした。
多分普通の人は3~4分くらいで終わると思います。
私は怖がりでいつもの歩くスピートの三分の一くらいのスピードだったから、人より時間がかかりました。グループの一番最後に入ったから自分のペースで進んだってのもあると思います。
地上に出たら前にいたグループは誰一人残っていませんでした。
胎内めぐりに入る前に10人くらいのグループに分けて説明があります。この説明を聞いていないと胎内めぐりが出来ないのでしっかり話しを聞きましょうね!
胎内めぐりは一筋の光も入らない、本っ当に真っ暗な暗闇の中を進みます。何も見えません。自分が今どの方向を向いてるのかも分かりません。
暗闇の中に入るまでは「目が慣れたら何かしら見えるでしょ~」って思ってたんですけど、中まで入ると本当に何も見えないです!!
だからこの暗闇の中で唯一の助けとなるのが左手に掴んでいる数珠の綱。これは絶対に手を離しちゃだめですよ~!
手を離しちゃうと、方向感覚がないからどっちに進めばいいのか分からなくなります。でも通路は細くて一本道なので、壁伝いに歩いていくと外には出れるけどね。
でもあの暗闇の中は本当に真っ暗で何も見えなくて怖いから、左手の数珠の綱だけは放さないようにしましょうね。
暗闇の中を何回か左、右に曲がると1ヶ所、光が差す場所があります。その光が差している場所に置かれている「石」に右手で触れてお願いごとをすると願いが叶うと言われています。
まさに暗闇空間に差す一筋の光ってこのことだなぁって思うくらい、光を見るとホッとしました。
胎内めぐりは桜や紅葉の季節、待ち時間が出来る時もあります。
混雑時は1時間ほどの待ち時間も出るそうなんですけど、朝一9時だと待ち時間なく胎内めぐりをすることができますよ。朝9時は修学旅行の学生さんも多くいました。
あと夜間特別拝観の時は昼よりも夜の方が胎内めぐりをされる方が多いです。
清水寺胎内めぐりの感想
関西で体験できる清水寺の胎内めぐり。
真っ暗な暗闇の中、左手に持ってる数珠の綱を頼りに一歩一歩進むのって本当に怖いけど、それだけに視界がある幸せを感じることが出来る胎内めぐりは清水寺に行ったら是非体験してみて下さいね!
待ち時間が長い桜や紅葉の季節は朝一に行かれることをおすすめします♪朝早くの京都はちょっと得した気分になれるからいいですよ~!
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