京都観光の定番スポットとして大人気の清水寺。
歴史的建造物や絶景スポットで有名ですが、その境内にある「胎内めぐり」は訪れた人の心に強い印象を残す異色の体験として密かな話題を集めています。
真っ暗闇の中を手探りで進むこの胎内めぐりは、「怖い」「パニックになりそう」といった声があがるほど、日常では味わえないスリルを体験することができます!
この記事では私自身の実際の体験談や口コミを交えながら清水寺の胎内めぐりをご紹介します。
貴重な体験が出来るのでお時間がある方は是非トライしてみてくださいね!
清水寺の胎内めぐりとは?
胎内めぐりの基本情報
胎内めぐりは、随求堂(ずいぐどう)で行われる特別な体験で、堂内に入ると完全な暗闇の中を手すりを頼りに歩き進むものです。
これは母の胎内を表現した空間で、無の世界を体験し再び光に出会うことで新たな気づきを得るとされています。
胎内めぐりに入る前に10人くらいのグループに分けて説明があります。この説明を聞いていないと胎内めぐりが出来ないのでしっかり話しを聞きましょうね!
胎内めぐりの時間と混雑の傾向
随求堂の胎内めぐりは通常、朝9時から夕方4時まで体験可能です。
ただその日の天候や観光客の数によって混雑具合が大きく変動し、特に連休や修学旅行シーズンには長蛇の列ができることもあります。
混雑時には30分以上の待ち時間が発生することもあるため、余裕を持ったスケジュールでの訪問がおすすめです。
特に観光シーズンである春や秋の週末や祝日は混み合う傾向が強く、午前中の早い時間帯、開堂直後を狙うことで比較的スムーズに体験できる可能性が高まります。
また、平日であれば比較的落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと巡ることができます。
どこで体験できる?
胎内めぐりは、清水寺境内にある「随求堂(ずいぐどう)」にて体験可能です。
本堂からは手前の位置にあり、石段を少し下った場所にあります。
拝観料と所要時間
随求堂の胎内めぐりには拝観料として100円が必要です。
また胎内めぐりだけの所要時間は約5分でした。
胎内めぐりは本当に怖い?
真っ暗な暗闇の中での貴重な体験
随求堂に一歩足を踏み入れると、目の前は完全な漆黒の闇が広がります。
正真正銘、本当に真っ暗なんです!!!
照明は一切なく、目を凝らしても何も見えない状況に驚きと緊張を感じました。
視覚情報が完全に遮断されることで聴覚や触覚が敏感になり、空気の流れや自分の呼吸の音さえも普段以上に意識するようになります。
頼れるのは壁に沿って設置された数珠の綱のみ!!!これは絶対に手を離しちゃだめですよ~!
この手すりを握りしめながら一歩ずつ進むことで、まるで五感が研ぎ澄まされていくような感覚が訪れます。
暗闇の中を進む体験は不思議さと共に少しの怖さを伴いながらも、心の中に静寂と集中をもたらしてくれます。
所要時間は約5分ほどなんですけど、実際に体験してみるとそれ以上に長く感じました。
パニック体験者の声
実際に胎内めぐりを体験した人の中には、「不安で立ち止まりたくなった」「自分の足音が響いて恐怖を感じた」と語る人もいます。
暗闇と静寂の中で自分の存在だけが浮かび上がるような感覚に包まれることで、精神的に不安定になる方もいるようです。
特に閉所恐怖症や暗所が苦手な人にとっては、想像以上に刺激的かつ挑戦的な空間といえるでしょう。
ただし、その分、体験を乗り越えたあとの達成感も大きく、「怖かったけれど、やってよかった」という前向きな感想も多く寄せられています。
カップルでの胎内めぐりは?
カップルでの体験も人気を集めており、一緒に暗闇に身をゆだねる時間は特別な絆を深めるきっかけとなることが多いようです。
完全な暗闇の中では自然と会話が少なくなり、互いの存在を手の感触や声の小さなやりとりで確かめ合うような静かな時間が流れます。
普段とは異なる状況下での共有体験が、相手への信頼や思いやりを再確認させてくれるでしょう。
また、出口付近で再び光を浴びたときの感動を一緒に分かち合うことが、心に残る思い出となることは間違いありません。
観光客の口コミと体験談
清水寺の胎内めぐりの口コミまとめ
SNSや旅行サイトの口コミでは、「怖かったけど心が洗われた」「自分と向き合える時間だった」といった声が多数見られます。
お久しぶりの清水寺!胎内めぐりが思った以上に満喫できました pic.twitter.com/ywUhs6W0gj
— ノーガード (@hama_yo) September 21, 2024
真っ暗な空間に身を置くことで、普段の喧騒を忘れ、自分の内面とじっくり向き合う機会になると評価されています。
また、「まるで別世界に迷い込んだようだった」「感覚が研ぎ澄まされた」といった非日常的な体験として語る人もおり、怖さと感動が入り混じる、唯一無二の体験として高い人気を誇っています。
実際の体験から見る怖さの度合い
「暗闇に慣れるまでの数十秒が一番怖かった」「無音の中での孤独感が印象的だった」という声が多く、精神的な怖さが大きい印象です。
視覚が完全に遮断されることで不安を感じる人も多い一方で、「恐怖が徐々に静けさへと変わっていく不思議な感覚だった」と感じる人も少なくありません。
清水寺✨
すごい人出、賑わいで
びっくりしました😃
やはりこちらでも
枝垂れ桜がとても艶やかで素敵でした✨
隋求堂(ずいぐどう)胎内めぐりを初めて!
ドキドキちょっと不安で怖いような感覚が続いたあとの、心底ほっとするような安堵感とあたたかい気持ち… ❣️
とてもよい体験でした💕
お花見日和🌸 pic.twitter.com/n4iBnUOFLf— dolce (@stylish1021) March 27, 2022
実際には段差などの危険な場所もなく、混雑で渋滞していなければ5分ほどでに外へ出ることができるため、安心して体験することができます。
随求菩薩との出会い
暗闇を抜けた先にあるのが、願いを叶えるとされる「随求菩薩(ずいぐぼさつ)」の石。
わずかに光が差し込む静寂の中で、この石に手を触れた瞬間、多くの人が言葉にできない安堵や温かさ、感謝の気持ちを抱くといいます。
暗闇の中で感じた孤独や不安が、光の中で浄化されるような体験となり、「この瞬間だけでも体験する価値がある」と感じる人が多く、深い精神的な感動をもたらしてくれるポイントです。
清水寺周辺のおすすめスポット
産寧坂と二年坂
清水寺の参道である産寧坂(二年坂)周辺は、古き良き京都の風情を感じられる人気のエリアです。
石畳の坂道には京町家を改装したおしゃれなカフェや、伝統工芸品を扱う土産物屋、老舗の和菓子店などが軒を連ねており、散策しながら京都らしい雰囲気が楽しめます。
春には桜、秋には紅葉が美しく彩り、季節ごとに異なる魅力を見せてくれるのもこのエリアの魅力のひとつです♪
八坂神社
清水寺から徒歩15分ほどで到着する八坂神社も、京都観光には欠かせない有名スポットのひとつです。
境内は広く朱塗りの楼門や本殿など見どころが多く、日中はもちろんのこと、夜間には舞殿の提灯に明かりが灯り幻想的でロマンチックな雰囲気に包まれます。
京都らしい静けさと華やかさを兼ね備えた場所として、観光の締めくくりに訪れるのにもぴったりです。
まとめ
清水寺の胎内めぐりは、単なる観光体験を超えた心と向き合う深い時間を提供してくれます。
真っ暗な空間に身を置くことで普段気づかない感覚や感情と向き合うことになり、「怖い」と感じる瞬間がありながらも、その先にある光や随求菩薩との出会いが訪れる人の心に静かな感動を残します。
口コミでも「怖かったけれど、忘れられない体験だった」と評価されているので、精神的な浄化や癒しを求める人にとって非常におすすめのスポットです♪
待ち時間が長い桜や紅葉の季節は朝一に行かれることをおすすめします♪朝早くの京都はちょっと得した気分になれるからいいですよ~!
また清水寺を訪れた際は、産寧坂や八坂神社など周辺の観光地も併せて楽しんでくださいね!
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