京都駅から歩いて約7分ほどで行くことができる東本願寺。
東本願寺は入場料が無料で京都駅からも近いし、また浄土真宗の本山でもあるから一度は訪れてみて欲しい場所です。
「東本願寺って御朱印ってあるのかな?」「東本願寺の参拝所要時間はどのくらいかかるのかな?」
京都観光に行く時ってスケジュールが結構キツイから、京都駅から近いといっても参拝所要時間とか御朱印があるのかどうかも気になりますよね。
今回は東本願寺の御朱印や所要時間、行き方をご紹介したいと思います。
東本願寺の御朱印は参拝スタンプのみ?場所はどこで頂ける?
結論から言うと東本願寺には御朱印はありません。その変りに「参拝記念スタンプ(無料)」を頂くことができます。
参拝記念スタンプは手持ちの御朱印帳やノートなどに自分で自由におしていただきます。
私は御朱印帳に押したんですけど、ちょっと大きめのメモ帳に押されてる方もいました。
「御朱印帳やメモ帳に参拝記念スタンプを押すのがちょっと気が引けるなぁ・・」という方は東本願寺で販売されている「参拝手帳」を買ってからもらうのもいいですね。
参拝スタンプは春夏秋冬で4回デザインが変り、1つの季節で2種類のスタンプデザインがあります。
なので年4回季節を変えていくと合計8種類の参拝記念スタンプがいただけます♪
参拝記念スタンプは自分で押すだけなので無料で気軽に頂けますね。
東本願寺の参拝スタンプが頂ける場所は?
参拝記念スタンプが頂ける場所は東本願寺の境内の「参拝接待所」と「総合案内所・お買い物広場」の2ヶ所です。
どちらの場所も朝9時から夕方の16時まで参拝スタンプを押せますが、総合案内所は3月から10月までの間17時まで開いてるので「ちょっと参拝が遅くなりそう」と思ったら総合案内所に行くようにしましょう。
参拝接待所 :9:00~16:00
総合案内所・お買い物広場:3月~10月 9:00~17:00、11月~2月9:00~16:00
東本願寺には御朱印帳はある?
東本願寺には御朱印がないから御朱印帳もありません。
その代わり「参拝手帳」が販売されています。
参拝手帳には参拝記念スタンプを押して、境内にある「法語」を書き写して参拝手帳をご縁のある方へ渡すもよし、自分でもっておくもよし。
でも参拝手帳もちょっと高かったので、参拝記念スタンプはご自信の御朱印帳やノートに押しても大丈夫です。
東本願寺が御朱印をしないのはなぜ?
東本願寺が御朱印をしない理由は、お寺に参拝する理由は御朱印をもらうことではなく、「お参りしてどんな教えに出遇ったか」ということを大切にしています。
御朱印って1回頂くと御朱印の種類や季節限定の御朱印がないとなかなか行かない方もいると思います。
でもお寺にお参りするのは1度お参りしたから大丈夫ということではないですよね。
生きている限り色んな悩みが出てくるし、その葛藤をお寺に参拝しその時の自分の内情を見つめ、教えを聞き続けて新たな自分の発見し、また自分を見つめなおすためにも何度もお寺に参拝する必要があることから東本願寺では御朱印の授与をされていません。
確かに、お寺や神社って1回参拝したら終わりじゃないですよね。
何回も参拝するたびに、特にお寺だと和尚さんの話を聞いてみたり、法語を読んでみたり、ご本尊の前で静かにずっと考えてみたり。
その時の心情や自分の置かれている状況次第で教えの捉え方や考え方が違ってくるので何度もお参りするのが一番大切ですね。
東本願寺の所要時間は?何時まで参拝できる?
圧巻の「御影堂」と「阿弥陀堂」
東本願寺の所要時間は御影堂と阿弥陀堂の2か所をゆっくり参拝して約30~40分が目安です。入場料とかは必要ないので無料で自由に参拝できます。
2か所だけなんですけど、境内もかなり広く、また門からお堂までも距離があるのでサクッとだけでも20分の所要時間は最短でもあったほうがいいです。
また参拝時間は門の開門・閉門時間が季節によって少し違うのと、朝の時間が普通の寺院のように6時ジャストじゃなく5時50分からと少しイレギュラーな感じなので、気をつけてくださいね。
3月~10月:5:50~17:30
11月~2月:6:20~16:30
東本願寺で内部参拝が出来るのは「御影堂」と「阿弥陀堂」の2ヶ所です。御影堂には親鸞聖人の御真影と阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来が安置されています。
東本願寺って清水寺や金閣寺と比べるとあまり派手さというか「見どころがあんまりないんじゃない?」って思われてると思うんですけど、本堂内部は見ごたえありです!!
本堂内部は写真撮影がNGなので私のつたない言葉で申し訳ないんですけど、内部は金箔張りで圧巻の一言!
ご本尊の阿弥陀如来を安置している建物内部は天井や壁、柱に使われた金箔はなんと約30万枚と驚きの枚数ですよね。
また御影堂や阿弥陀堂は畳の間となっているんですけど、何十畳?いや何百畳もの畳の間で親鸞聖人の御真影、弥陀如来の前に正座し、ゆっくり自分を見つめなおす時間に、そして他の観光名所と比べても人が少ないことから静かに京都のお寺を参拝したい方におすすすめです。
大寝殿&白書院の特別公開
普段入ることが出来ない大寝殿と白書院が期間限定で特別公開されていたので拝観してきました♪特別公開の受付は参拝接待所の前の白いテントです。
料金:800円
時間:
1月2月:10:00~16:00(受付15:30終了)
3月:10:00~16:30(受付16:00終了)
大寝殿と白書院はなんと珍しく内部の撮影がOKです。
大寝殿では仏教に出会う前、出会った喜び、出会った後の静寂を現した水墨画を見ることが出来ます。
ニュースでこのふすまに描かれていたスズメの絵を見て「なんか生きてるみたいにリアルな絵で見てみたい!」と思って見に行ってきました。
このすずめが描かれているふすまは昔に一部が切り取られたみたいで、あまりにもリアルなスズメだったのでふすまから飛んでいったともいわれてたそうです。
白書院(右手)と御影堂(中央)と京都タワー(左側)を一度に見ることが出来るなかなかのスポット♪
白書院の中でも案内係の方が居て色々説明を聞くことが出来ます。親鸞聖人は藤原氏の家計とのことで、中には「藤」の絵が描かれていました。
なかなか普段見ることが出来ないので、是非一度行ってみてくださいね!
ちなみに大寝殿と白書院の所要時間は約20分でした。
ガイドさんの話を聞かずにサクッと見るだけなら10分ほどでも大丈夫だけど、せっかくなのでガイドさんの説明も聞かれることをおすすめします!
あと、東本願寺に行かれたら境内の外にある「法語」も探してみてくださいね。結構深いことが書かれてます。
東本願寺は本当に心落ち着く場所でおすすめですよ。京都観光では穴場のスポットですね。
東本願寺周辺のおすすめランチ
東本願寺へ行かれた際におすすめのランチといえば、東本願寺から歩いて3分にある「ホテルカンラ」の「ザキッチンカンラ」でのイタリアンランチ♪
「ホテルでのランチって高いでしょ?」って思うかもしれないんですけど、↓の記事で紹介しているお得なクーポンプランを使って行くと意外とリーズナブルにホテルクオリティのイタリアンランチが楽しめます。
ホテルカンラ京都のランチクーポンを使ってお得に絶品イタリアンランチ!
ホテルでのランチだと人混みも少なくゆっくり食事ができます。静かにゆっくり食事を楽しみたい方におすすめのランチスポットです。
東本願寺の行き方【京都駅から】
東本願寺への行き方は京都駅から歩いて約7分です。地下鉄やバスに乗るまでもありません♪
タクシーだと1メーター行くかな?行かないかな?くらいですね。タクシーに乗るまでの時間と、信号待ち、また渋滞している季節だと歩いていったほうが早いですね。
足腰が悪い方だとタクシーがいいですけど、そうじゃない場合は歩いていかれることをおすすめします。
また京都駅からだと東本願寺の手前まで地下道を通っていくこともできます。
地下道から行く場合は「七条通り方面」を目指し、「烏丸七条交差点西方面」にある「東本願寺方面」から地上へ出ると目の前に出ますよ。
雨が降ってる時とか夏の暑い季節、冬の寒い季節とかは地下道から行くと便利ですよ♪
東本願寺から歩いて行ける範囲の御朱印でおすすめといえば「市比賣神社」。
女性の為の神様なので東本願寺からだと歩いて10分ほどなので時間があれば是非合わせて参拝してみてくださいね。
【市比賣神社の御朱印】女性必見!京都最強の女人守護の神社へ行って来た!
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