カカオの芳醇な香りと産地事の味の違いを楽しむことができるシングルオリジンのBean to Barチョコレート。
Bean to BarチョコレートのチョコレートはアメリカのニューヨークにあるMust Brothersが火付け役で、東京にもMinimalやxocolなどBean to Barチョコレート専門店がどんどんオープンしています。
Bean to Barのチョコレートはカカオ豆から作るんですけど、さすがに本格的にカカオ豆を輸入して焙煎してからはめっちゃ大変なので、カカオニブからチョコレートを作ることにしました。
カカオニブとはカカオ豆を焙煎して皮を向き、粗く砕いた状態のものなので、カカオ豆からチョコレートを作るより手軽にチョコレートを作ることができます。
今回はカカオニブからチョコレートを作る作り方とレシピをご紹介したいと思います。
カカオニブから作るチョコレートのレシピ
必要な材料と道具は?
カカオニブから作るチョコレートのレシピは「カカオニブ」と「砂糖」の2つとシンプルです。
今回私は砂糖不使用のチョコレートを作りたかったので、砂糖の代わりにメープルシュガーを使いました。
・ローカカオニブ…..75g
・メープルシュガー…..25g
今回使う材料はこの2つのみ!今回は健康目的で作るチョコレートなので甘さ控えめにしてあります。甘いのが好きな方は30g~35gにしてみてくださいね。
使う道具は「すり鉢」と「フライパン」は必須です。コーヒーミルかフードプロセッサーはあると便利です。
・すり鉢
・フライパン
・コーヒーミルかフードプロセッサー(あると便利)
カカオニブには普通にカカオニブとローカカオニブがあるんですけど、よりヘルシーなチョコレートを作るならオーガニックのローカカオニブがおすすめです。
カカオニブから作るチョコレートの作り方
カカオニブから作るチョコレートの作り方は、京都のBean to Barチョコレートで有名なDari KのYouToubeを参考にしました。
カカオニブからチョコレートを作る作り方の流れとしては
↓
②湯煎しながら煉る(約1時間)
↓
③砂糖を加えて煉る
↓
④型に入れて固める
↓
⑤冷蔵庫で冷して完成
です。
動画で流れをつかんだら早速作っていきたいと思います!
①カカオニブを砕く
先ずはカカオニブを粉砕してカカオマスを作っていきます。コーヒーミルを使いました。
カカオニブは結構硬いのでコーヒーミルやフードプロセッサーで数回に分けて粉砕していくと簡単に粉末になります。
コーヒーミルやフードプロセッサーとかがない場合はすり鉢でゴリゴリするんですけど、めっちゃ時間がかかるのでコーヒーミルとかあると便利です。
いい感じに粉状になったので、すり鉢に移して湯煎しながらねっていきます。
②湯煎しながら煉る
湯煎しながら煉る工程がめちゃくちゃ大変です。
フライパンにお湯を張って弱火にかけ、その上にすり鉢を置いて湯銭にかけひたすら煉ります。
湯煎して5分くらい煉ると、少し油分が出てきたからちょっとしっとりとして色が濃くなりました。
カカオ豆に含まれている油分が少しずつ溶けてきたみたいです。
湯煎して煉り続けること10分。
油分が出てきて少しねっとりとした感じになってきました。でもまだまだパサパサですね。
20分経過。段々とペースト状になってきました!
30分経過。チョコレートっぽいテカリが出て来ましたね!
40分経過。ここまで来ると練る作業も結構楽になります。ペースト状になってきました。
50分経過。更に油分が溶けて出してきてツヤも出て来ましたね。
1時間経過。いい感じのペーストになってきたかな?でもこれでもまだまだ舌触りはザラザラです。
③砂糖を加えて煉る
チョコレートにツヤが出てきたらメープルシュガー(または砂糖)をいれます。
メープルシュガーを加えてからさらにツヤが出るまで20分ほど煉っていきます。
本当はもっと滑らかになるまで練りこんだほうがより滑らかな舌触りのチョコレートの仕上がりになるけど、家庭用の器具だけではちょっと限界もあるような気がします。
ここの工程でどこまで練りこめるかによってお店で買ってくるような滑らかな舌触りのチョコレートに近づけるかどうかの勝負どころです。
すり鉢だけでは限界もありそうなので湯銭にかけれる石臼とかも欲しいですね。
④型に入れて固める
100均のセリアで買ってきたチョコレート型に流しいれます。
チョコレート型に流します。カカオニブがまだ残っているのでザラザラとした質感です。
流すというより入れるとう表現の方が近いですね^_^;
⑤冷蔵庫で冷して完成
冷蔵庫で冷やして固まった状態です。
カカオニブとメープルシュガーだけでもチョコレートって固まってそれっぽくできるんですね!ちょっと感動してしまいました♪
型から取り出してみました。
今回は100均で買ってきた型を使ってみたんですけど、もっと本格的なタブレットチョコレートを作る場合はシリコンのチョコレート型もおすすめです。
まとめ
カカオニブから作ったチョコレートの味は、市販のダークチョコよりもさらにカカオの風味が楽しめる結構固めのチョコレートです♪
すり鉢で煉っただけのチョコレートだから滑らかな舌触りというより、ザラッとした食感が特徴的ですね。
ちょっとミニマルのチョコレートの食感に近いです。
ミニマル銀座ビーントゥバースタンドのチョコはザクザク新食感の絶品チョコレート!
ポキッって折れるのではなくパキッっという感じのしっかりとした硬さのチョコレートが出来上がりました。
今回使ったカカオニブはオーガニック栽培のローカカオニブ。ローなので酵素が生きているのでカカオに含まれている豊富なミネラルも摂ることができます。
ローカカオニブはペルー産のもので封を開けたら酸味の香りと柑橘系のフルーティーな香りが広がります。柑橘系の酸味があるチョコレートを作りたい時におすすめのカカオニブです。
次ぎは違う産地の違うカカオニブからチョコレートを作って、産地別の食べ比べBean to Barチョコレートも作ってみたいですね♪
今回参考にした京都のダリケーのチョコレートはめちゃくちゃ美味しいので、京都に行かれたら是非お土産に買ってみてくださいね♪
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